2017年10月1日 東北みやぎ復興マラソンレースレポート
さぶ4とったどぉー!
サブ4でランナーの第一歩を踏み出せた大会は第一回東北・みやぎ復興マラソン2017

秋晴れの下、東日本大震災の津波で大きな被害にあった宮城県の名取市、岩沼市、亘理町を1万人以上のランナーが震災への想いとともに駆け抜けた。
参加動機は、会社の陸上部に東北大学出身が多く、お誘い頂いた。復興の貢献に少しでもなればと参加した。

5月以来のフルマラソン。夏もトレーニングは欠かさなかった。吉村さんやみどりさんにたくさんアドバイス頂いた。旅ランはファンランだから楽しもうという自分と、そろそろサブ4をというジブンがゆれていた。

仙台に前日入り。暑い!受付済ませるも、会場まで遠い。仙台に戻ろうとするも人身事故で足止め。早くも戦闘意欲が薄れていくのを止められない。

旅館では、被災の名残で、部屋に1本ずつ懐中電灯が手渡された。
翌日のスタート時間や送迎バス乗り場の違いを各々確認し、10時前には就寝。

当日朝、早い人は5時半にタクシーで出発(前日タクシーの手配も大変!予約済みばかりで1台だけなんとかゲット!)。旅館の朝食には間に合わない私たちに、旅館のご好意でおにぎりを用意して頂いた。シャケと梅干し。厚焼き卵と佃煮も入っていてまだ暖かくて美味しかった。沿道の人たちやランナーを元気づけるべく、戦闘服であるドラえもんコスチューム(吉村さん作)に着替え、6時過ぎ出発組は地下鉄で移動した。

いやぁ、暑かった(白目)。雲一つ無い快晴。スタートまで立っていられず、レジャーシートに一人うずくまってしまった。 宮城県が本拠地の楽天の星野仙一(球団取締役副会長)が挨拶すると、おぉっと会場のテンションが一気にあがった。
いざスタートすると、地元住民の惜しみない笑顔の応援に、暑さに対する不安もすぐ消えた!

コースは、ずっとフラット。沿岸を永遠走るも、防波堤と波よけが続き、実際海を眺めることはできなかった。海岸と街中、景色はあまりかわらない。

給水エイドは、かなりの間隔であった。暑かったので助かった!

エイドは、はらこめしに始まり、トマト、梨、ぶどう、セリ汁、おいなりさん、他にも地元の料理でたくさんもてなしてくれた。

ハーフ過ぎても日差しは強いままだが、風が気持ち良い。

膝も大丈夫、エイドもタイムも両方いけるとなんとなく確信し、ペースをきざんだ。

印象に残った応援が二つ。
一つは学ランの応援団。往路ではまじめに一点を見据え、両手振っても、微動だにしなかったが、復路では、「ドラえも~ん!ドラえも~ん!!」と強面のおっちゃんたちが駆け寄ってくれて、それはそれはうれしかった。

もう一つは、30km過ぎのところで、一人で一生懸命応援していた女の子(小学生かな?)がいた。ドラえもんポケットから最後のお菓子を手渡そうとしたら、「何しとるん?ダッシュや、ダッシュ!」と活を入れられた!目が覚める思いで、彼女が言うように速度を速めた。ずっと背中に「ダッシュや、ダッシュ!!」と叫んでくれた。サブ4いけたのは、彼女のおかげかな(笑)。

どS少女と別れてからは、折り返しだった。仲間の男性陣を追い越すも、暑さのせいか、足のつりに手こずっているようだった。往路側に目をやると、マリオに仮装したおばちゃま達がRUNを楽しんでいたり、写真撮りながら「ドラえもんはや~い」と余裕の笑顔のやはりマリオギャルたちとすれ違って微笑ましかった。

その後も特に体に異常はなく、気持ちではダッシュで、サブ4、あわよくば限りなくサブ3.5?なんて思いながらゴールに向かった。ようやくたどりついたゴールゲートの時計は4時間を過ぎていた。あぁ、だめだったかとゲートを過ぎると、参加賞のパレード!メダル、フィニッシュタオル、数々の参加賞、極めつけはアイスまんじゅう。先にゴールした選手達は道脇でアイスをうれしそうに頬張っていた。アイスですっかり元気を取り戻したが、肝心の完走証が見当たらない。ブースの並ぶ広場に出ても、なおもお赤飯やようかんが配られる。おい、ワシの記録はと一生懸命探すとようやくすみっこに。完走証見てびっくり!3時間の文字が・・・え????

ウェーブスタートだったことを思い出し、ジワジワ喜びがわいてきた。やったぁ、サブ4だぁ!!!



復興マラソンに参加しながらも、震災の爪痕的なものに、全く気づけなかったが、 沿道の「ありがとう!」の声援には、震災時に支援を受けた方々の思いが伝わり、こみ上げてくるものがあった。何一つ貢献できなかったけど。

暑かったけど、アクセス最悪だけど、景色単調だけど、楽しかった。たくさんの声援、ハイタッチ、笑顔、活、元気もらってしまった。また走らせてくださーい!!そしてまた学ランの応援団のおっちゃん達とどS少女に会いたい!!

これから、つくば、館山、京都マラソンと続く。次はサブ3.5目指して、今までの大会も含めて、いろんな感謝を忘れず、向かっていきまーす!

【秋吉妙子】

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