6区山頂区
横浜中央走友会6区山頂区/小島弘道
まず、サポート&応援していただいた方々、選考会、試走会、本番といろいろお世話になりました。本当にありがとうございました。
レース前の練習ですが、5月頃から週末に山を走り、7月に入ってから区間変更があって少しバタバタしましたが、自分の区間を2回試走できました。試走は最低で2回はやっておきたいと思っていたので、練習はほぼ予定通り順調にいったと思っています。
大会前日は山小屋泊でしたが、今年は天気&山小屋に恵まれていたようで、聞いていたほど大変ではありませんでした。むしろ星空や御来光が見られたので良かったです。
レースでは自分の力をそのまま出せれば目標タイムでいけると思っていたので、登りは落ち着いて行けましたが、下りは全力でいって大丈夫、と思っていたのが途中でバテてしまって登りよりも苦しい思いをしました。下りもペース配分が必要ということがわかりました。全体としては、ほぼ予定通りのタイムが出て自分の役割が果たせたので良かったです。
家に帰ったとき、たった二日間でずいぶんいろいろあったな、と思いました。
横浜WIND6区山頂区/佐藤宣貴
4年連続で山頂区を走らせていただきまして、ありがとうございました。
今回は、太郎坊で襷を繋げるかどうかという、微妙な厳しい時間で襷を渡してしまい、後を走る7区の堤さんと8区の吉田さんに厳しいプレッシャーを与える結果となってしまいまして、本当に申し訳ない気持ちです。
振り返ると、自分が初めて富士登山駅伝を走った時は、4・8区でしたが、登りが33分21秒、下りが8分14秒で、この時も繰り上げ寸前で襷を渡すことが出来ました。今回も今までどおりの走りが出来ていたらと悔いの残る思いでした。
今回、6月は、月間600km近くを走り、7月は、3回ほど、富士山の山頂を踏んで臨んだのですが、練習を無駄なものにしてしまったかと思ったりもしました。走れなかった大きな要因の一つは、守りの走りをしてしまったことにあると思います。富士登山駅伝は、攻めて攻めて攻めなければならなかったという反省の思いと、その他、多くの反省する課題があると思いました。良い勉強をさせていただきました。
ふがいない走りをしてしまったにもかかわらず、温かい笑顔とねぎらいの言葉をかけて迎えてくださったチームのメンバーに本当に頭の下がる思いです。
また、走っている時に、自衛隊の方々、登山者の方々から「横浜、頑張れ〜」と、大きな叫ぶような声援を沢山沢山いただいてとても嬉しかったです。他の大会にはない、心に響く温かい声援を感じました。
また、前日から8合目まで一緒に登ってサポートをしてくださった粂さん、永瀬さんをはじめ、貴重な時間を割いて駅伝を支えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
ZEN6区山頂区/小林歩
ZENの6区を走りました小林歩です。8月6日、7日はホントに楽しい2日間でした。
走りはというと 太郎坊までうちのチームは横浜WINDとダイハードの後ろだったので折橋さん、宣貴さんが走り始めてからジャージを脱いでスタート地点付近に行こう、と考えていたのですが、いきな
り自分の番号を呼ばれ、半信半疑ながらも急いでジャージを脱ぎスタート地点に向かうという慌ただしい中スタートしました。
スタートしてから5分ぐらいは走りで登ったのですが、このままでは最後までもたないと感じ、急な登りでは速歩き、ある程度平らな所では走るという走法に切り替えました。それでも山頂付近になるとふくらはぎが限界、気持ちが悪い、というダブルパンチに襲われ泣きそうなぐらいきつかった。でもそこはやっばり駅伝ですね。仲間が必死の走りで繋いできた襷をしている以上、妥協出来る筈がありません。そんな感じだったので楽しみにしていた山頂での襷へのスタンプ、山頂からの下りもきつかった思いしかないですね。
それでも、やっぱり楽しかった。仲間の頑張りが頼もしかった。リラックスして走らせてくれたサポート、きつい所で励ましてくれたみんなの熱い声援が嬉しかった。そしてライバル視していた横浜WINDの襷が繋がらなかったと聞いて悲しかった。
まだまだ富士登山駅伝の興奮がおさまりそうにありません。
6区山頂区☆サポート/永瀬菜穂子
富士登山駅伝のサポートは2年前の太郎坊が最初でした。昨年は二合八勺、今年は七合五勺山小屋泊となり、とてもよい経験ができました。
ただ前日泊のため今までのようにつめたいタオルやフルーツなど準備できず、旗も持ってこられず 何ができるのだろうと心配。せめて足手まといにならず精一杯応援することに決めて登山当日を迎えました。
以下山小屋生活と駅伝当日の様子です。
8月6日(土)
11:45 山頂隊6人、小島さんに(早く着くだろうから)宿泊代を預け富士宮口出発途中「永瀬さん!!」10回くらい呼ばれる。まさかこんなところで、と見ると芥川さんご夫妻と永山さん おぉ
天候急変で大粒の雨。
14:00 赤岩八号館着 1/2階出口正面のラッキーなところ。
弘明寺どら焼きで昼食
14:20 晴れていたので一人山頂へ
15:20 山頂着 お鉢巡り
前回は登頂だけでへとへとだったが今回は遊んでる感覚剣が峰で頼まれて写真撮ったり測候所から下りにびくびくしたり「どこのチームですかぁ」と話しかけられたり雲海に見とれたり惜しくて下る決心がなかなかつかず
17:00 夕飯気になり下る
17:20 山小屋着
18:00ごろ夕食、これが話に聞いたカツカレー小島さんがお代わりをしている!意外と大食?聞いたら私があげたカツが多くてカレーがないと食べられないって、46分が出なかったらカツのせいのような方向に話が進み、取り繕うも内心ひやひや
19:00 世界陸上を見ながら布団へ
20:30 外に出てみる えっこんなに星が。流れ星。戻ると21:00前なのに消灯…。 寝返り寝返り、夜はもっと長いと思ったけどまぁ眠れたみたい。
8月7日(日)
4:00 起床 陽射しがあり風が強い。
5:00 日の出 外は寒い
5:30ごろ 朝食 焼きハム2枚目玉焼き1枚 トマトきゅうり漬物味噌汁ご飯はお代わり自由
6:00 七号五勺でベース作り、山小屋へ戻る
7:20 平石さん幟旗を持って通過、さらに山頂へ。2:30太郎坊出発したそう。頭が下がります。
7:30 選手に先行し七号五勺へ下りる
8:00 1区スタート
9:00 ゼッケンコール
続々各中継ポイントの情報届く。
9:45 二合八勺スタートを確認後50mくらい下り、上ってくる選手の見える位置に。
9:50ごろかすかにトップランナーが見えた!まわりのどよめき。登山の方も大声で手を振って応援している。 当然?走っている。速い、後続の選手も見え始めた。力を尽くしもう歩いている選手も。 充分がんばっているけど本当にもう数十メートルでたすきが渡せる。「がんばれ!ラスト!もう見えている!」喉が熱くなる「そろそろ来るか?」えっ、と隣を見ると芥川さんたち3人。横浜ユニで下山しながら応援。
10:23 ブルユニが見える。あれは藤澤さんでは?
でも確認できない。私の見間違いか、見たこともないような表情で自信がもてない。 目の前に来てやっと声がかけられた
10:40 堤さんから宣貴さんへたすき
11:08ころ 下りてくる小島さん確認。サポーターとしては言ってはいけなかったかも知れないけど藤澤さんに「無理しないように無理してください」と考えるより先に口が動いてしまった。 「絶対無理します」力強い答え。 心が震えるってこういうときに言うのだろうか。 同じ言葉を昨日富士宮口で小島さんが言っていた。
11:10 小島さん、宣言どおりの46分。
11:32 歩君が来た!
11:38 折橋さん!
11:42 宣貴さん!
12:00 全員無事に下山開始 大砂走り気持ちよい。寒かったのに8区あたりから空気が変わる。暑い…