2006/1/14
第10回
宮古島100kmウルトラ遠足

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0回目の記念大会となった「宮古島100kmウルトラ遠足」
橋本玲子さんと僚友巨人軍団西野・浜野さんが参加
最高気温が21.6℃にもなるポカポカ陽気
41都道府県598名のランナー達が
宮古島1周のロングランを楽しみました

=途中70km地点で長浜青年の声援あり=


宮古島100kmウルトラ遠足
(ゆっくり走っているといろいろな出会いがあります!)
横浜中央走友会/橋本玲子

1月14日 
待ちに待った宮古島100km。
スタート地点には昨年よりもかなり多い600人近いランナーが集まりました。
ピリピリとした緊張感は感じられず、和やかムードのスタート地点でした。
そんな中浮かない顔のランナーが一人…そうです。私、橋本玲子は不安を一杯抱えて立っていました。

昨年12月30日に右膝を痛め、2週間痛みで走れない日々を過ごしました。
カイロプラクティクの先生に見てもらい、接骨院の先生に見てもらい、毎日氷でアイシングをして、それでも痛みは取れず当日を迎える事となりました。
今回走る事は本来ならかなり無謀な冒険だったのかもしれません。
私の熱意に先生方も走ることにOKを出してくださいました。
ゆっくり走ること!ひどい痛みが出たら必ず休憩を入れる事!これらを条件に…・

何処まで膝がもつだろうか?制限時間の16時間内に再びこの地点に帰ってくる事は出来るのだろうか?
そんな不安で頭が一杯になりながら午前5時、東急リゾートホテルをスタート。
月明かりに照らさせてほんの少し明るい道をゆっくりと走り出しました。
膝をかばいながらゆっくり走っていると、知り合いのランナーに追い越され、「今日はゆっくりだね…?」と言われる。「膝を故障しているのでゆっくり行きま…す」と答える私。そして又知り合いのラランナーに追い越され同じ質問に同じ答えを。そして又。そして又。
こんな事なら故障中の札を首から下げておけばよかった…・

10kmを通過し一通り故障の説明を終えると、ほとんど最終ランナーとなっていました。
激痛はないもののスタート直後から右膝に痛みがありました。そんな中でもこうして走れることをとても幸せに思いました。
今回は直前まで走れるかどうか解からない状態だったので、膝が痛かろうが、不安で一杯だろうが今こうして走れていることだけで充分幸せでした。

明るくなるまでとゆっくり走に付き合ってくれた師匠とも15km過ぎ、あたりはすっかり明るくなり、お別れです。
グットラック!と言って先に行ってもらうと見る見るうちに後姿が小さくなっていきました。
さあ、この先一人旅だ、頑張ろう!と…
前方にN平さん。しばしお喋りをしながらのラン。そして池間島に向かう橋の上にてフラフラと走るH田さん発見。眠くて眠くてと言う彼女に持っていた固形はちみつとぶどう糖をあげる。
橋の上ではすでに折り返してきたランナーとのすれ違いポイント。
「無理しないでね!ゆっくりね!」とたくさんの友人から声をかけてもらい、なんだかジーンときてしまう。故障も悪くないもんだ!
池間島をぐるっと1周して32.2kmエイドステーションにてリュックに持参していたレトルトお粥を食べる。
そばにいたランナーの方達はみな羨ましそうな顔をしていました。ちょうどお腹がすく時間なんです。お腹も満足していざ出発。
わんチャン二匹と息子さんの走君をバギーに乗せ走っているI津さんご夫婦を発見。
私も疲れたら乗せて欲しいな…
そんなこんなで一人旅どころか、旅は道連れの楽しい遠足の前半となりました。
しかし相変わらず膝の痛みはズキズキと襲ってきていて、どうかどうか爆発しませんようにと祈るような、本当に祈るしかないと言う心境でした。

そんなこんなで、なんとか48kmレストステーションに到着。
そこでは何やら行列が…「何並んでるんですか?」「さとうきびビジュースですよ」
私も早速列に加わりほんのり甘くて美味しい、絞りたてのさとうきびジュースをご馳走になりました。そして何時もの様に預けておいたレトルトお粥と今回初チャレンジのごま豆腐を立ったままサクサク食べ(悲しいことに痛みの為膝が曲がらず座る事が出来なかったんです)、早々に出発。

ここからしばらくは、さとうきび畑が永遠と続くなんとも単調な道のりが続きます。
いつも眠気が襲ってくるそんなつまらない所の筈が…
これも故障したおかげでしょうか?ゆっくりと走っていると、なんとも喉かでなんとも静かでなんだか気持ちが落ち着いてきて、まるで自分が自然と一体化したようなそんな錯覚さえ感じてしまう、とても不思議な時間でした。
どこまで行ってもさとうきび畑の全く変わらない単調な景色が、疲れた体や心を癒してくれるそんな感じがしました。

そしてやっと辿り着いた東平名岬。
そこには翌日の宮古島ワイドーマラソンに参加の長浜君が待っていてくれました。
昨日約束していた売店のおばさんのところに顔を出すと…
「昨日の彼はずいぶん前にアイス食べて先に行ったよ!」と教えてくれました。
そうか、師匠も約束通りにおばさんのところに顔を出したのですね。
そして私は…長浜君にさとうきびジュースをご馳走になってしまいました。
美味しかった…(ご馳走になったから何倍も…)
70kmを無事通過して長浜君の「楽しんで走って!」の言葉に笑顔で手を振る。
頑張って!なんて言われたらどうしようかと思っていただけに、楽しんで!の一言はなんだかうれしくなってしまいました。だって、もうこれ以上頑張り様がないです。

さすがに70kmを過ぎると疲労と膝の痛みが重なりそして、今回も胃をやられたようで吐き気に襲われ、結構辛いぞ!と言う感じの走りになってきました。
それでも、55kmあたりから仲良しのMチャンと一緒になり、抜きつ抜かれつの心強い道中でした。
後半は車で応援して下さっていた鶴見RCのSさんには何度も氷を頂き膝を冷やす事が出来ました。
前半はほぼ平坦なコースですが、後半はアップダウンがかなりあり、膝をかばって走っていたせいか腿がパンパンに筋肉痛になり、下りはヒックヒックの辛い走りでした。
そんな時に同じように辛そうに走っているランナーを見ると「辛いですね」と声をかけながらなんだかにっこり。
辛いけど楽しい、そんな感じだったのではないでしょうか?

ヒックヒックの走りを続けながらなんとか90kmを通過。
午後6時。13時間経過。
この時初めて完走を確信しました。そして、少し早かったのですが、その瞬間胸が一杯になり涙が込み上げてきました。
何処まで膝がもつか解からない、それでも走りたい、そんな無謀な冒険でした。
よくぞここまで来たもんだ、と一人感激にひたっていました。
最後の難所、来間大橋全長1690mを渡り来間島へ。
陽は沈みあたりは真っ暗。橋の上から見る海はなんだか不気味な感じがしました。
やっとの事で渡った来間大橋を今度はゴールの宮古島東急ホテルを目指して再び逆戻り。
遠くにホテルの明かりを確認。
ラストの3kmは膝の痛みもすっかり忘れて、ゴール目指して必死に走っている私でした。

14時間36分。無事にゴールまで辿り着く事が出来ました。
5回目の宮古島、今までで1番長く楽しんだ1日でした。そして今までで1番心に残る1日となりました。

南国の優しい風が素敵な1日をプレゼントしてくれました。

又来年、会いに行きます。

(PS)宮古島から帰ってからはドクターストップにより走る事を禁止され、ウォーキングに励む毎日です。

2006/1/15
第16回
宮古島100`ワイドーマラソン

前日1/14に引き続き、306名が参加した
第16回宮古島
100`ワイドーマラソンも
好天に恵まれ気温も22.6℃まで上昇
完走率は75.4%でした



横浜中央走友会/長浜則夫
8時間36分36秒 総合6位

大会の特徴
応援:地元沿道の声援少、ランナー同士はやや多い(前日も100kmがあるため)
コース:後半がアップ、アップダウンがきつい
     橋での眺めは◎、他はサトウキビ畑が中心、晴れると暑すぎる
エイド:2.5km毎に水、5km毎にドリンク、給食は4箇所くらい
後夜祭:料理うまい、泡盛やオリオンビールも飲める
賞  :上位者しかないのはちと残念
その他:前日の100km遠足とダブルヘッターが可能

今回の感想
今年初レースに気合を入れてスタートラインへ。
20kmまで抑えて入るが、いつまでたっても身体がのらない。
1人ランは辛いと判断し、ランは道連れ作戦へ変更。
55kmまで3人、以降2人で励まし合い80kmまで順調に併走。
80km過ぎの折り返しで、一昨年残り5kmで軽く抜かれた女性1位の接近を確認。
併走の方にかくかくしかじか今年は勝ちたいと話すと、
付いて来い!と、スピードアップ、呼吸アップアップ。
85kmアップダウンの厳しいところで橋本さん、浜野さん、西野さんらの
応援で元気をもらい必死に走る走る走る。
併走は残り3kmまでペースを合わせてもらい、最後は軽ーく離されましたが、
女性1位の追走を振り切り好タイムで完走できました。
宿に戻ると吐き気、動悸、全身痛みと、ランで経験したこと無い苦しさに襲われましたが、
一眠りしたら回復し、後夜祭でもりもり食べ、飲み、踊りと楽しんでしまいました。
沿道の応援がパワーの源の僕にとってはレース自体は辛かったですが、
前日当日とランナーとの交流ができ思い出となった大会した。