藤岡さんのページ

横浜中央走友会きってのウルトラランナー藤岡さん、タイ・バンコック赴任中にバンコックでの生活一般等を随時レポートとしてもらい、作成したのがこの「藤岡さんのページ」です。
2003年4月末には帰国されております。

藤岡レポート 目次   藤岡レポートバックナンバー
第27回 アンコールワット国際ハーフマラソン
第26回 タイのランニングレース参加記録 第25回 ラマ8世橋開通記念ミニマラソン大会
第24回 ハーフで幻の自己ベスト? 第23回 バンコックって、とても寒いんです
第22回 運河ボートの旅 第21回 タイの物価について
第20回 バンコック走遊会ってどんなとこ? 第19回 タイの犬はランナーの敵?
第18回 「バンコック走遊会」走り込み大会練習日記 第17回 日々のエクササイズ

第16回
1.毎日何飲んでいるかって?
2.アユッタヤに行って来ました
3.ローズガーデンに行って来ました
第15回 毎日どんな物を食っているかって?-ゲテ物編-
第14回 家族がやってきた 第13回 新しいアパート
第12回 車での通勤 第11回 初めてのゴルフ
第10回 第16回サロマ100km 激励メッセージ 第9回 毎日どんな物を食っているかって?-ドリアン編-
第8回 毎日どんな物を食っているかって? 第7回 ウルトラマラソンの走り方 -その2-
第6回 ウルトラマラソンの走り方 -その1- 第5回 週末の過ごし方
第4回 通勤について 第3回 バンコックでの生活「住環境について」
第2回 しばしのお別れ 第1回 第14回サロマウルトラマラソン完走記

第27回「アンコールワット国際ハーフマラソン」
12月1日(日)、カンボジアでアンコールワット遺跡の周りを走るハーフマラソンレースが開催されました。このレースは有森裕子さんが代表を務めるNGO「ハートオブゴールド」が主催する大会で、収益金で地雷で手足を失った人達に義手義足を贈ったり、井戸を掘る支援をしたりすると言うものです。今年で第7回目になります。
バンコク走遊会もこの趣旨に賛同して、寄付金の贈呈を兼ねて、毎年ツアーを組んで何名か参加しています。アンコールワットは、かねてから一度行ってみたいと思っていたところですので、小生もこの機会を利用してマラソンと遺跡見物を兼ねてツアーに参加することにしました。今年は、走遊会からは会長以下4名で参加することになりました。
11月30日(土)朝の飛行機でバンコックの空港を離陸すると1時間足らずでシェムリアップの街に着きます。早速レースのエントリーを済ませて、コースの下見を兼ねてアンコールワットの遺跡を見に行きました。さすがに「アジアの至宝」と言われる遺跡だけあってすばらしいものでした。観光客もいろいろな国から大勢の人たちが集まってきています。
その日の夜はホテルで前夜祭があり、大勢の参加者で賑わいました。日本からも大勢のランナーがマラソンツアーで参加していました。大会スタッフやボランティアなどを含めると日本人はおそらく100名以上はいたのではないでしょうか。
大使やその他の来賓のあいさつに続いて、有森さんもスピーチをしていました。たくさん食べて、アンコールビールをしこたま飲んで、最後に我々バンコク走遊会の荒川会長から有森さんに寄付金を贈呈してお開きです。
翌日曜日、朝5時に起床。ホテルのレストランで朝食をとって、6時過ぎに会場へと向かいます。開会式の後、ハーフマラソンは7時30分スタートです。タイのレースではいつも6時ころのスタートですから、日が高くなったこの時間のスタートはちょっと暑そうです。しかし、コースの大半は木陰を走りますので、それほど暑さを感じることはありませんでした。途中いくつものアンコール遺跡を眺めながらのランです。有森さんもハーフのレースに参加し、途中でランナーや沿道の人たちと言葉を交わしながら、ゆっくりと楽しそうに走っていました。
裸足で走っているランナーはタイでも珍しくないのですが、サンダルで走っているランナーを見たときにはさすがに驚きました。車椅子の部もあって、10名くらい参加していました。しかし、日本のレースで使われているレーシングタイプの物ではなく、手作りの本当に粗末な車椅子で走っているのをみて驚かされました。
沿道では、子供達が大勢応援してくれています。皆、裸足でボロボロの服を着ていますが、キラキラした目の笑顔からは純朴さが伝わってくるようでした。本当に暖かみを感じるレースでした。こんな暑い国にわざわざ日本からマラソンツアーで来るランナー達の気持ちが分かるような気がします。
いつものタイのレースとは、またひと味違ったカンボジアの雰囲気を堪能した一日でした。

FUJIOKA Tetsuo 藤岡哲雄

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