2007/7/1
第9回
北丹沢12時間
山岳耐久レース

伊東努総合・種目別3位入賞!! おめでとう!!
郷亜紀子総合・種目別4位入賞!! おめでとう!!


伊東努総合・種目別3位入賞!! おめでとう!!

=祝自己新= 姫次の忘れられないドラマ・・・・
                                  横浜中央走友会/伊東努
             

応援してくださった皆さん、有難うございました。
今年の春に入会した伊東務です。

北丹沢山岳耐久レースは今回で4度目の出場となります。
この山岳レースの印象に残ることは、何といっても丹沢特有の急勾配の厳しさです。
中でもレース後半に待ち受ける姫次のピークへの最後の急登は、身も心も崩壊しそうなほどボロボロになります。 ここでのペースダウンがいつも課題にとなっているためにとても印象に残っています。

今回この姫次を舞台に忘れられないドラマがありました。
まもなくピークに到着というところで2位を走る前回優勝者の望月さんの背中を捉えたのです。
「いけるかも!! 望月さんを交わせば2位だっ!!」 
ピークを超えると勝負に出ました。
そして、「よし、抜けた!!」
足音が遠くなるのを聞きながらペ‐スが落ちないように必死でフォ‐ムを維持しました。
しかし・・・このレースは甘くありませんでした。
再び足音が近づきやがてすぐ背後に・・・
「ペースは落ちてない筈・・・」 私の足はもう悲鳴をあげていました。
「この急坂を下ればゴールだ!!」
しかし、この急坂で抜き返されてしまい付いていけずに結果は望月さんの方に軍配でした。
その甲斐があり今回目標としてきた4時間半を切りベストタイムでのゴールができました。 順位も総合3位となり大変嬉しく思っています。

今年の8月は横中のメンバーとなり富士登山駅伝に参加させていただきます。
これからもあくなき挑戦で頑張っていきますので今後とも宜しくお願いします。



郷亜紀子総合・種目別4位入賞!! おめでとう!!
=祝自己新= 昨年の自分に勝ったよ!!

                                   
横浜中央走友会/郷亜紀子
         

北丹レポート。

今回で四回目の北丹沢。このレースは毎年参加しています。
去年はやる気もなくでしたが、今年は走ってみて決めようと思いました。
トレランブームで参加者の増加は必須なので、山道に入るまでの1キロは飛ばしたのが正解で、渋滞になる事もなく自分のペースで走れました。
下りでも飛ばせたのと、エイドのロスも少なくした事、いつものロングタイツを止め、ショートパンツに変えた事、水分をあまりガブガブとらないようにした事。箱根での反省点を活かせました。
姫次の登りではいいペースで登っていた男の人の背中を見失わないように踏ん張りました。
6時間カットが見えてきた時に高橋先生とお会いしました。あの時は励みになりました
最後の下り、やとぱり苦手なガレ場の下りでへたれたのが大反省。
まだまだ山女の道は課題だらけです。
レース後にいただいた、素麺とスイカ、胡瓜やトマトの美味しかった事。選手、応援、サポート、練習ランの横中の皆様、どうもありがとうございました。



=祝自己新= 北丹沢12時間耐久レース!!
                                            
横浜中央走友会/高橋定雄

当日「北丹沢」まで行ってレースに参加できることは、とても幸せなことです。粂さん、ジャッキーさんのドライバーさんにまず感謝をします。ありがとうございました。粂さんは、深夜1時から「そうめん」を茹でたとか。頭が下がります。4時には迎えにきてもらいました。踊り場から乗った白川さんの言動にもランナーらしくて好感がもてました。塩島さん、小沢さん、長崎さん、お疲れ様でした。

 気象条件は、大変良かったです。曇りで霧雨、気温も18度から24度までぐらいだったので走りやすかったです。昨年は、嵐に遭い、足場が悪く苦労しました。6時間43分かかりました。一昨年は、晴天でしたが、水も食料も持たずに走り、苦労し6時間7分で完走しました。今年は、過去2回の教訓を生かして走りたいと思いました。しかし、仕事が忙しく、練習時間もあまり取れず、自分に過剰な期待をかけず、体のコンデションと相談しながら走りました。 

スタートラインに立ったらとても幸せな気持ちになりました。何回立っても嬉しいものです。後は体の勢いに任せて楽しんで走りました。初めから飛ばさないことを心がけました。10人ぐらいは集団を組んで登るほうがスタミナも切れにくい。前後に仲間がいる方が走りやすい。ゆっくりしたペースで余裕を持って30キロまでは走りました。1時間ごとに給水を取りました。最初は、エネルゲン、2時間後は、ヨーグルト。3時間後、バナナ、キュウリの塩づけ、4時間後、おにぎり、後は水と麦茶で乗り切りました。4時間までは、大げさに言うと眠っているぐらいの気持ちで走りました。5時間経ってから「よし行くぞ」という感覚で追い込みました。

34キロ地点が4つ目の山の頂上です。この頂上の手前で、郷さんに、抜かされました。あの小柄な体のどこにばねと力が備わっているのか不思議に思いました。「下りで追い越すからがんばってね」と声をかけた。郷さんは、快調におじさんランナーを抜いて次第に私から離れて行きました。山頂から9キロは全部下りです。下りで11人抜きました。昨年は、脚に負担がかかりほとんど下りで走れませんでした。郷さんまであと少しでしたが追いつきません。5時間50分48秒でゴールしました。
6時間カットできたことは嬉しいことでした。年代8位は少し残念でした。1500人中88位でした。
自己ベストが出たのも嬉しいです。筋肉痛で一週間は走れないし、動けなかったです。山走りは、成就感があります。ますますのめり込みそうです。
伊東さん。郷さん。入賞おめでとう。
白川さん勇気あるリタイア、教訓にします。素晴らしいです。


第9回北丹沢12時間山岳耐久レース
伊東努総合・種目別3位入賞!! おめでとう!!
郷亜紀子総合・種目別4位入賞!! おめでとう!!

氏   名 グロスタイム 総合順位 種目順位 個 別 種 目
亜紀子 05:49:04 4/107 4/84 43.86km女子44歳以下
伊東 04:26:55 3/1049 3/509 43.86km男子39歳以下
高橋 定雄 05:50:48 88/1049 8/203 43.86km男子50歳以上
長島 孝 06:15:32 148/1049 35/337 43.86km男子40歳代



2006/7/2
第8回
北丹沢12時間
山岳耐久レース



北丹沢12時間山岳耐久レースレポート
「悪夢再びか!?」 / 松本 成広

 
 8月に参加する北海道マラソンのためにも長い距離走れる大会を、と軽い気持ちで初参加を決めたこの大会。
そんな私の軽い気持ちは、北丹沢の山中で吹き飛ばされました。
 スロースタートで走り始め、登山道に入った途端に、いきなりの大渋滞。また、登山道は想像していたよりも狭く、人1人が通るのが精一杯の道幅です。林道が多いコースでは、という期待も早速裏切られてしまいました。
 
 それでも、いいトレーニングにと気を取り直し、最初の鐘撞山越えに挑みましたが、山を下りきるころには、練習不足の太腿は、早くも悲鳴を上げ始めていました。
 第1関門の神の川ヒュッテに着き、山から湧き出る、おいしいお水をいただいてリフレッシュ!
 さあ、次の山越えを、という所で、今度は恐れていた雨が降り始めてきました。何とか小雨程度にという願いも虚しく、第2関門の神の川園地に着くころには、豪雨と変わり、この辺りで時間はスタートから5時間の正午。
前泊した旅館で貰ったおにぎりを雨の中でパクつきながら、最後の姫次越えに。雨のため濁流がせせらぎのように流れる登山道を一歩一歩着実に。しかし、頂上に向かう程、ぬかるみがひどくなり、足をとられて転ばないようにコース取りすることで必死でした。雨が暴風雨となる中、なんとこさ頂上に。景色を楽しむ状況でもなく、早速、下山の道を。下り始めてすぐ、突風で、帽子を飛ばされそうになり、ズルッ!ビチャン!ついに尻もち転倒!!
 「あ〜あ、やっちまった。これじゃ、あの時と一緒...ああっ、あかん!!」。
 山下りで、転倒...。4年前の”富士山の悲劇”が脳裏に甦り、一瞬、「リタイヤ」が頭を過りましたが、制限時間に余裕があることを糧に、またまた気を取り直し、ぬかるんだ下山道を下りました。
最後の山登りで、既に使いもんにならない太腿の激痛に耐えながら、少々すくみ気味の足で歩を進め、舗装路に帰って来たときは、本当にホッとしました。
 9時間余りの山旅でしたが、ゴールではカラリと晴れ、また五体満足で帰ってこれた(これが重要)ので、終わり良ければ全てよし!のレースでした。
 末筆になりましたが、レース途中で何回かお会いして、励ましていただいた、横浜鶴見RCの近藤さんに、本レポートを見て頂ける事を祈ってお礼を申し上げます。
 「ありがとうございました。良い自信になりました(去年リタイヤのリベンジは果たしましたよね!)」。
 
  記録   :9:09:47
  総合順位 :556位
  種目順位 :273位
 

北丹沢12時間山岳耐久レース
〜我慢と忍耐の山岳初完走〜 
  / FunkyMonnkeyこと猿楽幸治


さかのぼること、1ヶ月前の6月。何か変わったランがしたくて、目に留まったのがこのレース。山岳を楽しもう!と安易に初エントリー完了。それが悲劇の始まりでした。
7/2(日)当日AM5時30分、粂さん、永瀬さん、郷さんと共に会場到着。曇りではあるが、何とかこのまま持つのかなーと、何気に周りの猛者らしいランナーを見ていると、どこか自分と違う??あっ!シューズだ。皆さんモントレイルをはじめバリバリのトレイルシューズ、それに引きかえ私はロード仕様のターサスリム、ここでまた1つ過ちをしてしまった。何とかなるか・・・、そう、何とかなったかもしれない、この後の天候が今の状態を維持していれば。程なくトイレで高橋先生とご対面。ブルユニ姿でやる気満々モード。

AM7時、12時間山岳耐久の長丁場がスタート!本大会は、3つの峠を越える全行程43.86km。標高は、姫次の1433mが最も高く、高低差1140m。スタート直後、いきなりアスファルトの上り坂、焦らずペースを保ちつつ山道に入ると今度は大渋滞、無理な追い越しは体力を消耗するので我慢の走りに徹しつつ、1つ目の峠に入る。眼前に壁のような上り坂が待っていた、はるか上にランナーの列が見える、しばしあ然。この時点ではまだ大丈夫、上りを追え、一気に下り、神ノ川ヒュッテの第一関門をまず突破。バナナ、塩キュウリ、水分補給を終え、2つめの峠に入り、スピードが鈍ってきた。それでも何とか歩きを入れて上り終え、長い下りの林道に入ったところでポツポツと雨が、その時はあまり気にはしなかったが・・・。ザバスゼリーやおにぎりを頬張りながら、もたもた走っていると背後から 『猿楽さん!』と聞きなれた声が。振り返ると、粂さんではないですか!まだまだ元気そうな顔で颯爽と横を通り過ぎて行った、これはいかんと後を追いかけるも、あれっ、足がついていかない、かなり足にダメージがきていることがそこで判明、気が付くと雨は本降りに。しばらく行くと神ノ川園地で最後の第二関門をパス。いよいよ最後の姫次にアタック。上りはほとんど歩き、少嵐のような雨風で粘土質の土がどろどろツルツル状態。コース上が上から流れてくる雨水で川のような状態に、そして恐れていたシューズの機能違いがここで露呈、少しでも着地位置を踏み違えるとツルっと体が宙を舞い転倒、いつの間にかシャツもロングタイツも泥だらけ。上れど上れど山頂まで到達せず。もうタイムなんてどうでもいい、怪我無く無事に下山できることを願いつつ、ゆっくりゆっくり上り、山頂の係員から『あとは下りだよ、頑張れ!』と声を頂き、最後の力を振り絞って膝ガタガタの足を無理やり前に押し出し恐怖の下りに突入、転倒しながらも一歩一歩ゆっくりと下るランナーもいれば、悪路おかまいなしに勢いに任せて駆け下りるベテランランナーもいる。下りも終盤に差し掛かったところで、雨もあがり日差しが差し込み始め、どこからともなく会場のスピーカの音が。やっとゴールが近づいてきた、道路を横切りゴール会場へ、そして倒れるようにゴールイン。結果は、7時間47分、目標の7時間カットに対して惨敗撃沈に終わりました。小さな準備不足の積み重ねと、山トレ練習不足という決定的な要因がまさに今回の結果に繋がりました。山岳は初心者にも甘くないことを痛感しました。

ゴール後、疲労困ぱい放心状態で、頂いたうどんを食べ終わった時、既にゴールしていた粂さん、永瀬さん、郷さんが現れた時は、心底ホッとしました。少し大げさですが、『生きてゴールできて良かったー』って感じでした。このようなレースに何度も立ち向かっている郷さんには脱帽です、尊敬します。弟子にしてもらいたいくらいです。
会場内にある、いやしの湯で土まみれの体を洗い流し車に乗り込む際、晴天の中にそそり立つ、今下りてきたばかりの山々を見上げると、『まだまだだな、出直してこい!』と山の神様から叱咤激励を受けてるような・・・。来年?今はとてもとても、とりあえずトレイルシューズを購入して考えます。しかし山岳の醍醐味・厳しさを十二分に堪能することができた事は大きな収穫でした、チャレンジして正解でした。永瀬さん、郷さん、高橋先生、そして行き帰り運転して頂いた粂さん、大変お疲れ様でした。



あぁ濁流ビーフシチューだ / 永瀬 菜穂子

なんか楽しいこと考えなくっちゃ!
前の人の踵しか見えないような登り。嫌になっても今来た道を戻るくらいなら進んだ方がまし

この濁流ビーフシチューみたいだなぁ
あぁ牛肉(石)が流れてく

これが終われば楽しい夏だし!

ご褒美の水飲もうっと!いくらでも飲めるなぁ

唯一先を譲ろうとした人には「僕もいっぱいいっぱいなんですよ〜」と断られ

姫次では平坦がある度に「頂上ですか?」「まだまだです!」と呆れられ

強雨で周りが雨対策するのを横目にびしょ濡れで突っ走りました。雨も泥んこ遊びも大好きだったから この機会を逃してなるものか〜と遠慮なく。

完走できれば、と体力温存でゆっくり入りましたがこれだけは心がけたこと-動きだけは一度も止めずにいきました。

苦手なはずの滑る下りも怖がらずにがんがん降り、泥にずぼずぼ沈むところではその音がすごいらしくてみなさんがよけてくれました。

最後の山を降りて道路に出ると「おかえり〜」「よく頑張ったね」と笑顔と拍手で迎えられ最高に嬉しかったです

ホースでじゃばじゃばタイツとシューズを洗ってもらいすっきり。広くて明るいお風呂も無料。

帰りはみんなで乾杯し健闘を祝いました。朝早くから夕ご飯まで長い一日楽しかったですね。

辛かったはずなのに一度走れば愛着がわくの法則?は今回も有効でした
北丹沢を走り抜いたことはきっと力になったはずです。



                          

北丹沢12時間山岳耐久レース/高橋定雄

こんなにもきついレースは最近体験したことがない。4日後の今でも階段降りるのが辛いし普通に歩くことも辛い。100qのウルトラを完走した時も、宮古島のトライアスロンを完走した時もこれほどの疲労感はなかった。それだけ「北丹沢」のレースは大変だったと言える。

約44qの山道を、昨年は、何も持たずランニングのレースと同じ気持ちで走った。6時間7分で総合65位。年代10位だった。さらに記録を伸ばすため7月2日。曇り。予想気温は30度。晴れ間も出て暑くなるとのこと。私は3つの普段と違うことをした。1つ目は、靴である。山用の重くて底の厚いものにした。2つ目は、肌が焼けすぎるためTシャツの上にランシャツを重ね着した。3つ目は、水と食料をリュックに入れて背負った。

思ったよりも記録は伸びなかった。

今年はスタートからスピードが出ず、前の方に並んでいたのだが300人ぐらいは前にいた。靴と水と食料が重かった。2時間ぐらい経過したら、前の人を抜くようになった。あまりにも暑いのでTシャツを脱ぎランシャツだけになった。山の中腹で着替えをしていたら15人ぐらいに抜かされた。

食料は持っていって良かった。おにぎり、蜂蜜、レモン、あんパン、マヨネーズ、インスタントのみそ、ゼリー他。3時間経過してから、計画的に食べた。20分置きに水分補給と何かを確実に食べた。マヨネーズを飲むのもおいしかった。インスタントのみそをエイドのコップの水に溶かして冷たいみそ汁にして飲むのもおいしかった。こうしてエネルギー切れになることはなかった。昨年は落ちていたレモンの皮まで食べていた。

 後半はなんと大雨と暴風雨に悩まされた。気温も下がってきた。予想に反して19度ぐらいまで下がった。3時間ぐらいは雨にうたれた。更にひどいのは、足場が悪いことである。鉄砲水で押し流された土がどろどろに溶け靴が埋まってしまう。ひどい状態だった。ただでさえひどいのに標高差1400m、4つの山を登り、降りた。6時間43分かかった。もう動けなかった。総合132位。年代13位。ほろ苦い成績である。年代3位入賞をねらったがかなわなかった。面白いレースであった。

 我が中央走友会からは、粂さん、猿楽さん、郷さん、永瀬さんが参加した。あまり堪えた様子もなく、けろっとしていたように思う。さすが我らの仲間。もう一つの教職走友会からは、市原さん、伊藤さんが参加した。市原さんには4つ目の山の頂上でやっと追いついた。粂さん、市原さん、高橋の3人はほとんど変わらぬタイムだったと思う。

伊藤さんのゴールしてからの言葉が印象的だった。

「これはウルトラですよ。暴風雨のなかで泣きそうになりましたよ。これでもかと痛めつけられました。来年もう一度挑戦させてもらいますよ。」 


北丹レポ / 郷 亜紀子

カモシカマラソンの疲れも残る中の、今回3度目の北丹沢。
飛ばさないように気をつけながら、スタートしました。
出足が遅かっただけに、最初の入り口で大渋滞。
かなりのロスでした。
一つ目の山でも登り、下り共に渋滞。
山の渋滞は抜けないので辛いです。
林道あたりから、激しい雨が降ってきました。
雨に当たったのは、今回が初めてです。
頭痛との闘いで、リタイアも考えながら走りましたが、仲間も頑張っているという思いで、何とか姫次へ。
登りは濁流、ぬかるみ、すごかったです。
最後の下りだけ、スキーのように楽しく滑りながら、あっという間でした。
男の人もバンバン抜いて、気持ち良かったです。
前回よりも40分位、タイムは遅かったけど、完走できて本当に良かったです。


カモシカマラソンレポ / 郷 亜紀子

2度目の奥武蔵のレース会場に載っていた写真を見て、カモシカマラソンの事を知りました。
山好きな私の好きそうな、その素晴らしい山並みに、いつか出てみたいなぁなんて思っていましたが、まさか今年出るとは一ヶ月前位まで思っていませんでした。
ジムで尊敬する鉄人であり、ウルトラランナーなS先生にプロポーズされ、ドキドキでのエントリー。
去年総合3位のS先生の足を引っ張らないようにだけ考えました。
前泊の宿では、私以外は皆知り合いのような感じで、同窓会といった雰囲気。
60名、30チームというアットホームなウルトラです。
一番私が最年少でした。
参加資格として、100キロ以上のウルトラ経験または山岳レース経験の有無をチェックされます。
またペア走である事、山岳区間は同一行動で、夜間走行もあります。
朝は曇り。雨が降ってなくて良かったです。
雲取山までは試走で行きましたが、そこから先は初めてでした。山は虫が多くて大変でしたが、雨が降らなかったので良かったです。
雲取山から先は走りづらく、下りの苔びっしりのガレ場は本当に怖かった。とにかく滑りまくりでした。
山を降りるまで、しっかりS先生についていきました。
そこから奥多摩駅、そして青梅街道・青梅のコースです。
微妙にペースが違い始め、先に私が行く事にしました。それからはずっと一人旅でした。

途中私設エイドもあり、しっかり食べれました。
今回S先生が胃腸の薬をくれたので、そのおかげで食べれたから走れたのだと思います。

一人なので、地図はあるけど不安で、やっぱり間違えながら東青梅の最終チェックポイントへ。
カモシカマラソンはポイントに着くと、自分で着いたタイムを書きます。
ここからポツポツ雨が。
ヘッドライトは持参しましたが、街中は平気でした。
16号線、ここが果てしなく長く苦しいランでした。
苦手な平地、似たような景色が延々と続く。車の往来も激しく、でも前も後ろも誰もいない。
でも、ひたすら川越目指して走りました。川越インターが見えた時は嬉しかったです。

本川越駅がわからず、深夜の街を少し迷いながら人に聞き、ゴールの健寿村を目指します。
もうすでに深夜0時過ぎ。店はどこも開いてません。
心細くなっていたら、私の存在に手を振る人が。
スタッフの人が案内に来てくれていました。
やっと人に会えて、ホッとします。
そこからゴールはすぐでした。
完走だけを考えていたので、ゴールできて本当に良かった。
着いたら体中が痛くて大変でしたが。
2年前の四万十以来のウルトラ、とにかく106キロ無事に走れて大満足でした。


パーフェクト / 粂 正夫

これでもかどうだ参ったかと続く斜度のきつい登山道、標高差1140mこれが3山も続く、上を見上げれば遥か高く遠いところまで下を見ればこれまた延々とランナーの行列、「ゴーォッ」強い風と共に吹き付ける大粒の雨、登りは濁流・下りは泥んこで滑る滑る、とかなり厳しいコンディションの中『第8回北丹沢12時間山岳耐久レース43.86km』は、7/2(日)開催されました。
前泊組は高橋先生と松本クン、当日組は郷・永瀬・猿楽・粂で横中からは6名。
会場では巨人軍団斉藤親分とバッタリ、「2回試走したけど脱水になりこのコースはハンパじゃない」 脅し先制パンチにエントリーしたことをチと後悔。

中段後ろからのスタート、すぐにロード急坂が続きます。 どーせ中間点辺りまでにはかわされそうなので永瀬・郷さんの前に出る。  坂ランは日頃から児童公園クロカンを駆け抜けている横中魂に火がつきます。 力をセーブしているランナーをグイグイ抜いて前に。 身体も軽く手持ちの坐骨痛も大丈夫。 
いよいよ山岳レースらしく登山道です。 ここで大渋滞発生、1000人ものランナーが一人やっと通れる狭い登山道への入山です。ここで10分近く足踏み状態、これにはめげました。登山道は狭く抜くことも出来ません。

8キロ地点の神ノ川キャンプ場を過ぎ神ノ川の細い木橋を通るといよいよ斜度がきつい鐘撞山へのアタックです。手で木や岩を掴み地べたに這いつくばるようにしてひたすらきつい登りに耐えます。 遠くで鐘の音、鐘撞山の鐘楼でランナーが一息を入れ「カーン」と鳴らしています。 更に登り大室山の中腹でUターン、ここまで走行5kmで高低差1000mの登り、そしてここからの下りは3kmで高低差800mを駆け下ります。
18km地点第1関門の神の川ヒュッテに無事到着、バナナと冷たいキュウリ、沢水をタンクに入れて貰いました。 2時間35分の予測に対して1時間56分です。前半のランは順調過ぎるくらいで一安心。

中盤は長いガレ場が導入部。 山道に入り2.5kmで450m上がると開けた一般道にでました。犬越路から広河原を通り第2関門の神の川園地までは8.5kmで高低差400mを下るの北丹唯一のラン区間。 心配していた雨が降り出しました。 次第に強くなり顔や身体を大粒の雨が叩きます。 前方に猿楽さんを発見、良い感じでステップを刻んでいます。ここで併走も考えましたが、身体も動き脚色も良かったので猿楽さんの前にでました。 激しい雨の中疲労気味のランナーを捕らえ順位をあげました。 いくつかのトンネルを駆け抜けると29km地点の第2関門の神ノ川園地です。 この時点で予測時間4時間10分に対し4時間27分、若干ながら遅れています。 ラン区間8.5kmで想定のキロ6分は出せなかったようです。

長時間ランとハードな起伏走の直後に控えている北丹の最難関姫次まで最後の登りです。 標高1433mの姫次までは距離5.5km高低差800mは涙が出るほど辛かった。 疲弊した身体に「もうここまでやったんだから十分だよ休みながらいきな!!」という悪魔の囁き、遠のく意識と幻影、そして、強い雨と激しい風が追いうち。 
でも、今回は違います。 勾配が緩やかになったり道が広い部分では即走りに切替え前に出て時間と順位を稼ぎます。 34km地点の姫次到着、ここまでスタートから6時間を想定していました。 時計を見ると5時間58分、第2関門の17分の遅れを差して2分の剰余タイムに「19分ゲット、ヤッター!!」と小躍り、チェックのサポート係員に「ここは姫次ですよね、後は下りしかないんですよね!!」と叫んでしまいました。

天気が良ければ北丹名物気持ちの良いラストトレイルランの区間です。 が、今年は一変、地盤軟弱ぐちゃぐちゃドロイルランになりました。 約9kmで1400mを一気に下れば栄光のGOALが待ってます。 この残り9kmはキロ6分と想定し54分で駆け下り出来上がり6時間54分の7時間カットが目標でした。 姫次5時間58分通過なので7時間までは、1時間2分の残り時間です。 でも、レース前の想定ではこんな地盤軟弱ぐちゃぐちゃドロイルランになるとは・・・・・・。 それからは時間との勝負、泥んこで滑る転ぶつんのめる腕・脚・顔や頭まで泥まみれで走りに走りました。
会場の歓声が遠くに聞こえてきたときは後10分しかありません。出迎えの方に手だけ振って応えGOALに飛び込んで時計を見たら6時間56分。 レースメイクイメージが6時間54分なので、2分オーバーの上出来・最高のレースになりました。

濁流状態の登りや泥んこの下りでは転倒上等!としり込みしているランナーの脇をグングン飛ばし、赤飯握り・梅干握り・弘明寺アンパン・カステラ・速攻ゼリー・練り梅・レーズンチョコヨーグルトなどは走りながらパクパク摂取。
43.86km、休憩・一時停止は一切とりませんでした。
7/28富士登山競走へ向けた練習・走力チェックということで、今回の7/2北丹エントリーは初めてのチャレンジ。
事前にカシミール3Dで入手した地図・高低図やコース図を参考にレースイメージを考えていました。
多少の時間差や思惑違いがありましたが、ほぼ想定通りのレースが出来ました。
目指していた7時間CUTのタイムもほぼ満足です。



第8回北丹沢12時間山岳耐久レース
氏   名 グロスタイム 総合順位 種目順位 個 別 種 目
郷 亜紀子 07:03:37 14/80 13/59 43.86km女子44歳以下
永瀬 菜穂子 07:09:52 15/80 14/59 43.86km女子44歳以下
高橋 定雄 06:43:11 132/779 13/166 43.86km男子50歳以上
粂 正夫 06:56:16 167/779 19/166 43.86km男子50歳以上
猿楽 幸治 07:47:05 307/779 98/218 43.86km男子40歳代
松本 成広 09:09:47 556/779 273/395 43.86km男子39歳以下