玲子の
 さくら道
チャレンジ!!

2004/5/1〜2 2004年 それぞれのさくら道 名古屋→金沢270km

5/23橋本玲子、週間遅れのさくら道完走!!
橋本玲子は5/2リタイアした200km地点から、3週間後の5/23に
さくら道一人ランを敢行し、ゴール地点の金沢に無事到着しました。
また来年 夢を繋いだ さくら道

さくら道一人旅
(2004年それぞれのさくら道番外編)
横浜中央走友会/橋本玲子

5月2日PM7:00、200km地点上梨にてそれぞれのさくら道の続行を断念しました。悔し涙がぼろぼろとこぼれ落ち、それでも、もう前へ進む事は出来ませんでした。そして今回のゴールを200km地点上梨と決めました。

本当はここで幕を閉じるはずでした。

帰宅後さくら道のレポートを作成、いつもなら最後はおしまいと終わるところが、今回はなぜかつづくで終わるレポートとなりました。どうしても終わりたくなかったと言うのが本音だったのかもしれません。

残り60km、走りたい!なんとしても走りたい!そんな思いが日ごとに増してきました。そして誰にも内緒でこっそりさくら道一人旅を実行してしまいました。

 最初は200kmで止めた事の後悔からの走りたい!でしたが、名古屋へと向かう車中ではそんな思いはどこかへ行ってしまい、純粋に五箇山峠の景色が見たい!城端の街が見たいそんな思いでいっぱいでした。昔、先生に内緒で悪さをした時みたいな、親に隠れていたずらをした時みたいなそんな感じの、ワクワク、ドキドキの旅でした。

上梨をAM7:00にスタート。
走り出してすぐに私のランは驚きと感動の連続となりました。ヘー、こんな景色だったんだ!こんな素敵な風景だったの!と。 夜、闇の中で見る圧川の流れは恐ろしく、巨大な化け物にさへ見えてしまっていたのに、朝陽の中でみる圧川は美しく、きらきらと輝いていました。自然はまさに不思議そのものです。

下梨を通過して五箇山の峠へ。
登れども登れども頂上にたどり着かなかった頂上に、あっという間にたどり着き、なんだか???

下り道ではいろいろな思い出が頭に浮かんできました。そう言えば二年前この下りの途中で睡魔に負けて道端で寝たんだなと。よくこんな所で寝たと我ながら感心感心。そして昨年はこの下りで膝の痛みに耐え切れず半分諦めた事を。

峠を下りきり城端の街へ。
ここは越中の小京都と呼ばれる400年以上の歴史がある城下町。
こんなに素敵な街並みだったんだと感動。一歩裏道に入るとお寺があったりとなんとも風情がある街。こんな素敵なところを全く知らずに走りすぎていたんだと、なんだか損をしていたような気分。

城端を抜け福光へ。
今回初めて知ったのですが、この福光は戦時中に版画家の棟方志功が疎開していた場所ということで、記念館がありました。発見!そしてこの福光では毎年エイドをやって頂いている松華堂というお菓子屋さんがあり、せっかくだからとお店により挨拶をと思ったところ… お店のママは大歓迎で、冷たい牛乳とプリンアラモードをごちそうになり、しばしさくら道の話で盛り上がりました。暖かいおもてなしに心がとってもあったかになりました。来て良かったと改めた感じた瞬間でもありました。いつまでもお喋りをしていたかったのですが、ママにお別れを告げ出発。

ここからのコースはどうしても確認しておきたかった所。
残り35km、いつも意識が朦朧としていて、ここからの約20kmが記憶からぽっかりと抜けている場所で、それをどうしても確認したかったという思いもありました。ヘーこうやって県境越えの峠へ突入していたんだと、まるで初めて走る道のように発見の連続。

富山県から石川県へ突入。ワーイ石川県だ…と心の中で叫んでみたりして、ちょっぴりはしゃぎぎみの自分にびっくり。兼六園へ向かう道は懐かしさでいっぱいでした。そして兼六園にて1500本目のさくらを確認。

全く花はありませんでしたが、私の目には満開の桜の木に見えたのは…何故でしょうね。


短い時間の中で綱渡りのような旅でした。 無謀かな?とも思えるような旅でした。本当に一人で走れるのかな?と不安もたくさんありました。見えない何かに背中を押されるように出かけてしまいましたが、今思う事は・・

行って良かった!走って良かった!

いつもとは又違ったさくら道を体験する事が出来ました。

素晴らしい自然と素敵な街と松華堂のママと1500本目のさくらが私の心をとても暖かなものにしてくれました。

又来年みんなに会えますように!!!

おしまい


私のさくら道、まだまだ続きます。


2004年それぞれのさくら道
(花を見る心が、そしてさくらを愛する心がひとつになって…)
横浜中央走友会/橋本玲子



心配していた事故もなく、天候にも恵まれ(恵まれすぎ)、2004年それぞれのさくら道は無事に幕を閉じる事が出来ました。

参加者12名に対し本当にたくさんの方が応援、サポート、そしてエイドにての暖かいもてなしをしてくれました。
多くの仲間の助けを借りて私達は走らせてもらっている、そんな事を誰もが感じたさくら道だったのではないでしょうか?

今回は大会でもなく、ただ本当にさくら道を愛した仲間が集まっての走り旅でした。
そして、私もさくら道を愛した仲間の一員として参加させていただきました。
でも、実のところ頭のどこかで何故?何故?と思うところがありました。

大会でもない今回、何故あんなに辛い思いをしてまで私は走るのだろう?
体をボロボロにしてまで、何故走るのだろう?
スタートをしてもその答えは見つからないまま、私は走り続けていました。
でも、今その答えがはっきりと解かったような気がします。
忘れかけていた人の優しさ、暖かさを身にしみて感じました。

たくさんの人を好きになりました。

花を愛し、さくらを愛し、自然を愛し、人を愛し、かさかさになりかけていた心が豊かになりました。
今回私のさくら道走り旅は、上梨200km地点にてゴールとなりました。

歩いてでもなんとか金沢までたどり着きたい、という気持ちでいっぱいでしたが、左足首が腫れ上がり、歩く事も出来なくなってしまいました。
悔し涙を流し、止める事を決心。
でも…
私のさくら道、まだまだ続きます。

途中車で応援して下さった山本幸一さん、奥様、そして走友会の二名の女性の方(ごめんなさい、お名前がわかりません)ありがとうございました。
まさか、あんな所でお会いできるとは思ってもいなかったので、幸一さんの姿を見た時は思わず涙が込み上げてきてしまいました。
そして、白川郷へ観光に行く途中応援して下さった吉田さん長浜さんご一行様。
ありがとうございました。
メールにて応援下さった方、本当にありがとうございました。
今、とても幸せな気持ちで満ち足りております。
花を見る心が、そしてさくらを愛する心がひとつになって…・

つづく…


有り難う御座いました  関  家 良 一
5月1〜3日にかけて行われた「それぞれのさくら道」
たくさんの皆さんの応援のおかげもあり、事故もなく無事に終了しました。
僅か10数名のランナーだったにも拘わらず、思いがけずに本当にたくさんの応援やサポートがあり、例年にも増して素晴らしいさくら道になったのではないかと喜んでいます。
この掲示板にも本当にたくさんの書き込みをいただきありがとうございました。
皆さんの熱い気持ちが現場にいるランナーやサポーター達にも伝わり、すごく力になりました。
佐藤良二さんは桜の樹に「花を見る心が一つになって、みんなが仲良く暮らせるように」という思いを託しました。
今回の「それぞれのさくら道」に参加させていただき、まさにランナーやサポーター、沿道の声援、インターネットの応援など、それぞれの思いが一つになる瞬間を目の当たりにさせて頂き、熱いものが込み上げてきました。
昨年で一つの区切りをつけた「さくら道」でしたが、今回その意志を繋ごうという人々の思いが大きな力となり、大会の成功へと通じていったのではないかと思います。

この「それぞれのさくら道掲示板」ですが、やはりさくら道に対する皆さんの思いを一つの形として大切に仕舞っておきたいという気持ちがありますので、掲示板管理人の我侭ですが期間を限定させていただき、5月16日(日)いっぱいで閉鎖させていただきたいと思います。
もちろん今までに書き込みのあったログは下記URLに大切に保存したいと思いますので、ご了承下さい。
また今後16日までの書き込みについても、随時下記へ更新させていきますので、この後も色々な思いや情報などを綴っていただき、「2004年さくら道文集」のような形になれば良いかなぁと思っています。

本当に素晴らしいさくら道をありがとうございました!

http://kyojin_gundan.at.infoseek.co.jp/sakuramichi.htm


も一度、走りた〜い!!

2004年 それぞれのさくら道 270km走り旅
横浜中央走友会/橋本玲子

 毎年九月初めに送られてくる「さくら道」の要項。

私は恋人からのラブレターを待つ高校生みたいな気分で、どきどきしながらその通知を待っていました。

 そして2003年九月初め、そのラブレターは私の元に届きました。

でも、そこに2004年さくら道の要項は同封されていませんでした。

そこには、2004年さくら道は開催されないとの事が書かれた用紙が。

大好きな恋人から別れの手紙を貰ったような、そんな気持ちになり何日かは心にポッカリと穴があいた状態が続きました。

 たとえ大会がなくなっても、又今年もたくさんのさくらに会いに行きたい!

もう一度さくら道を走りたい!

 巨人軍団親分 斎藤さんの声掛けにより、同じような気持ちの仲間が12名集まり、今年もさくら道を走る事となりました。

今までのような心温まるエイドもなし、全く原点に戻ってのさくら道 270km走り旅となります。

それぞれの思いを胸に、それぞれの走りが出来ればと思っています。

今年も素敵な感動に出会える事を期待して、道中の安全を祈りつつ、4月30日名古屋へと向かいます。

樹齢450年の荘川桜はどんな顔で私達を迎えてくれるでしょうか?

金沢兼六園の1500本目の桜は今年も元気に咲いているでしょうか?

スタート1週間前、10%の不安と90%の期待とで少しずつ体が熱くなってくる、そんな感じがします。

5月1日 AM7:00 名古屋駅スタート

ゴール ルネス金沢 制限時間48時間

Do  my  best  !

2004 それぞれのさくら道 270km 走り旅 参加者
山田忠三 太田直興 安原 節 大崎恒夫 斉藤安弘 岸本佐恵子
成田芳久 浜野幸三 吉田久美子 加村雅柄 橋本玲子 飯泉大輔
2004 それぞれのさくら道 270km 走り旅 サポート
 佐藤 斗南  金坂 淑子  堀切 修一  谷口 勉  谷口 政栄 



   橋本玲子さん、2003さくら道270km堂々の初完走!!

 4/28(月)午前7時に名古屋をスタートした橋本玲子さんは、本日4/30(水)午前6時55分に金沢ルネスのゴールラインを見事に越えました。
勿論、制限時間48時間に5分残しの堂々たる初完走です。
2003さくら道、粘りの橋本玲子さんの真骨頂発揮でしたね。
初完走、おめでとう御座います。  お疲れさまでした。


有り難うございました。
今回完走できたのはまさに奇跡的な事で、改めてさくら道の過酷さに恐れをなしているところです。
 来年は走力、精神力ともにもっと強くならなくてはと思っています。
次は6/29のサロマ100kmです。  そして、 8月は奥武蔵75km、9月は秋田100km、10月は四万十100kmを予定しております。
 5/7粂宛のmailより転載

出会えたさくらに…ありがとう!

                          横浜中央走友会/橋本玲子

さくら道を走った後はどうしてこんなにも心優しく穏やかな気持ちになれるのでしょう?

今年もたくさんの出会いと喜びと夢、そして抱えきれないほどの感動を頂きました。
私達ランナーを優しい姿で迎えてくれた数々のさくらにありがとう…
そして、私をゴールへと導いてくれたサポートの方々たくさんの仲間たちに心から…ありがとう。

 2003428日 午前700 天候 晴れ
長い長い遠足へと出発。誰もが笑顔でさくら道の出発を心から喜び楽しんでいるかのようでした。
天気は晴れ、気温は上昇中。なんだかいやな予感。
前半はゆっくりゆっくり。水分をこまめにとって胃をやられないように。
しかし…・30km付近でもはや暑さにノックアウト。
意識は朦朧としてくるし、胃の調子はなんだかおかしくなってくるし。
あわててコンビニへ飛び込み氷を買って首、頭などを冷やしました。
この後陽が落ちるまでの間氷を買い続ける事となりました。
お昼になりお腹はグーグーなっているのですが全く食欲なし。
コンビニにて豆腐ソーメンを買ってなんとか胃の中へ流し込みました。
食べられなければ終わってしまう。そんな不安の横で弟子浜野さんは美味しそうにそうめんを平らげている。(私が残した分までも)
この時点で私達の師弟関係は完全に逆転。
暑さと食事をきちんと取れてない為か、どんどん体がだるくなってきて、少しづつペースダウン。ゆっくりペースなのにさらにペースが落ちてきていました。
1713 66.4km地点 美濃市役所到着。予定より43分の遅れ。
足が重たい。だるい。ものすごい不安。本当に走りきれるのでしょうか?
少しずつ涼しくなり、さあがんばろう!と思ってもちっとも足が動かない。
夕飯を途中のコンビニで購入。歩きながらの食事。
お握りをやっとの思いで持っていたお茶で胃の中へ流し込む。もはや食べていると言うより、無理やり胃の中へ押し込んでいる感じ。
そんな私の横で、師匠浜野さんは美味しそうにお弁当を平らげていました。尊敬!
もうだめだから先に行って!と言う私をなんとか95.5km先の郡上八幡のエイドまで引っ張ってくれた師匠。さぞ重たい荷物だった事と思います。
2230 郡上八幡のエイド到着。予定より30分遅い楽しみにしていたお汁粉…・一口食べるのがやっとでした。
おまけに物凄いめまい。もうダメ!私はここで休憩。動けない!
師匠浜野さんとの共走はここで終りとなりました。
 こんな所で終わるわけにはいかない。気持ちを奮い起こして再び前へ、前へ。
幸いにも回りには知り合いのランナーの方達がたくさんいて、声をかけながらの共走ができました。
早くも物凄い睡魔にノックアウトされ、コンビニのベンチで15分の仮眠。
さあ、行かなければ…・
 123km白鳥道の駅付近にて、自転車で応援に来てくれていた友人がテントをはって私設エイドを開いてくれていました。
ほとんど食事を取れないでいた私に暖かいお粥を提供してくれました。
美味しい!美味しい!お米のパワーは凄いものです。復活!!!
昨年は睡魔に襲われながらフラフラと1人で登ったひるが野の分水嶺ですが、今年は6人のランナーでワイワイおしゃべりしながら楽しく走ることが出来ました。
頂上ひるが野ではさくらの花びらが風に吹かれて花吹雪のように舞っていました。
私はまだ散りたくない!!
 さあ、ここからは下り。154.7kmの荘川桜まで一気に行きましょう。
荘川のエイドでは今年もカレーを食べよう。もしカレーが美味しく食べられれば、胃は復活、必ず力が出るはず。
AM10:10 154.7km 荘川桜のエイドに到着。昨年より1時間近い遅れ。
カレーうどんを頂く。美味しい!美味しい!ぺろりと平らげ・・おかわりください!
ここでマッサージをして頂きました。疲れた体にこのマッサージタイムは最高の時間。
しばし夢の世界へ。
 AM10:30 荘川桜出発。残り時間20時間30分 残りの距離111km
残り歩かずに、今夜は眠らずに、少しだけがんばれば間に合う、そう言われて…・
よし!がんばるぞ…・
このあたりから足の裏がかなり痛みだし、足の指にも豆が出来始めていました。
それでも、2人の仲間に引っ張られ、なんとか遅れないようにと必死についていきました。
しかし、180km 白川郷に着く頃にはすっかりはなされ、今年も白川郷から197kmの道の駅、ささら館までは一人となりました。
昨年はもう陽が落ちて真っ暗の中幻覚、幻聴に襲われ泣きながら走ったところです。
気がつく今年はまだ明るく、と言う事はこの時点で昨年よりタイムアップしたわけです。
昨年は真っ暗で全くわからなかった景色を今年は楽しむ事が出来ました。
カレーのおかげでなんだか力が涌いてきたようです。
200km通過、36時間経過。残り時間12時間。

 あたりは陽も落ち真っ暗。さあ、いよいよ五箇山の峠越えです。
運良く再び知り合いのランナーと一緒になり、真っ暗の峠越えを一人で走るという恐怖から逃れる事が出来ました。

真っ暗闇の中見る五箇山の合掌集落はなんだか不気味に感じてしまいました。
登れども登れども頂上にたどり着かない五箇山の峠。おまけに風が出てきて、その風も少しずつ強くなり、最悪の向かい風。ちっとも前へ進まない、まるで亀です。
やっとの事で頂上のトンネルを確認。
812m梨谷トンネルを抜けいよいよ頂上3072m五箇山トンネル。
走れども、走れども出口が見えない、まさに恐怖のトンネル。
なんとかトンネルを抜けさあ、下りです。
今度は物凄い追い風。どんどんスピードが出てしまい、助けて…・
眼下には城端の街明かりが、がしかしいつまでたってもたどり着かない、長い長い下り坂。
 膝が痛い、足の裏が焼けそう、もう限界。もう走れない。神様助けて…
痛みをこらえてなんとか峠を下り、城端の街へ。
ここで後ろから来たランナー2人と一緒になり、計4人の走りとなりました。
 福光着30AM1:20 残り34km 残り時間340分。
この先時速6kmで走りつづけることが出来れば、ギリギリの制限時間内ゴール。
しかし…この先にはもう一つ県境越えの峠がある、トイレ休憩もあるだろうし、コンビニにも寄るだろうし、おまけにラスト街中に入れば信号待ちのロスタイムもある。
と言う事は6km/時速 よりも早いペースで走り続けなければいけない。
200km以上走ってきたこの足でもうそんな事は無理に決まっている。
34kmもがんばり続ける事なんて絶対無理に決まっている。
今までがんばったんだ、胃がやられても貧血になっても、足が痛くなっても、今まで必死にがんばってここまで来たんだ、もういいよ!充分やった。もう終りにしよう。
リタイアをする理由なんていくらでも思いつくんです。情けないほど弱虫の私がリタイアの理由を永遠とささやき始めていました。
そんな時です。がんばれば間に合う、そお言って走り出したほかの3人の後姿を見ると…・
200km以上走ってきたとは思えないほど力強く、たくましく、そして真っ暗な闇の中光り輝いて見えるんです。
それなのに私の周りだけが真っ暗で…・
冗談じゃない。こんな所で止めるわけには行かない。何の為にここまででがんばってきたの?あと34km、たった34km何故がんばれないの?
ここで止めればかならず後悔する。それでもいいの?
長い時間葛藤がありました。そして…やっとの事で私にもGOサインがでました。
必ずゴールする。こんな所で弱虫の自分に負けたくない。不思議です。そお思ったとたん足の痛みは全くなくなり、信じられない力が涌いてきました。
神様どうか、どうか最後の力をください!
もう止まる事は出来ない。とにかく走りつづけなければ。
ラスト16km。無情にも雨、風が強くなり、嵐の中のラストラン。

 AM5:55 兼六園着。1500本目の桜を確認。残り6.8km 残り時間 65分。
土砂降りの雨。寒い!信号で止められるたび体はガタガタと震えてしまう。
ラスト3km。ゴールまでが長い。時計を見ながら信号で止められるたびにイライラ。
見えた!ゴール、ルネスの明かりが。
ルネスのゲートを入りラスト20m、遠くに海宝さんの姿そしてゴールテープ、そしてたくさんの仲間たちの姿を確認。
雨と涙で顔はぐしゃぐしゃ。
もう前が見えない。なにがなんだかわからない。
階段を11段ゆっくりとのぼり…・ヤッタ…・
 制限時間5分前(必死のゴールの為正確な時間は確認出来ませんでした。)
長かった。本当に長かった。苦しかった、本当に苦しかった。辛かった、本当に辛かった。
でも、ゴールテープを切った瞬間その思いはすべて消え、楽しかった、本当に楽しかった。
そしてこんなにも満ち足りた気持ちに…・
たくさんのランナーの方々、サポートの方々に励ましの声をかけて頂き、なんとかゴールまでたどり着く事が出来ました。

 桜の花を眺める人の顔はとても穏やかで、幸福に満ちた笑顔でいっぱいになります。
さくら道270kmを走らせて頂いた私の気持ちもとても穏やかで幸福に満ち足りたものとなりました。

 ありがとうございました。

2003年さくら道270kmウルトラマラソン
2003年 4/28(月) 4/29(火)  4/30(水)開催

4月28日午前7:00名古屋スタート


いざ、さくら道!!

                       横浜中央走友会/橋本 玲子

待ちに待った桜の季節も終わり、いよいよ新緑の季節です。

そして私達のさくら道の季節が今年もやって来ました。

1昨年前、まださくら道が私の夢の世界の出来事だった頃、427日さくら道へ出発する仲間達を新横浜駅新幹線ホームで見送りました。

新幹線に乗りこむ仲間達の後姿は、これから戦いに向かう勇者のようにたくましく、力強く、誇らしげに輝いていました。

彼らを見送った後、一人ホームに取り残された私は訳もなく涙があふれ出てくるのを止めることが出来ませんでした。

とにかく、がんばって走りぬいて欲しい、そんな思いの涙だったのかもしれません。

あれから、2年。

昨年に続き2回目のさくら道参加の権利を今年も頂くことが出来ました。

新幹線に乗りこむ私の後姿はたくましく、力強く、そして誇らしげに輝いているでしょうか?

何故これほどまで、さくら道にこだわるのか?

まだ、1度しか参加した事のない私がえらそうに言える事でもないのですがそこには、たくさんの夢があり、たくさんの出会いがあり、そしてたくさんの感動があるからかもしれません。

270kmという長い長い道中、たくさんの私設エイドのお世話になります。

あたたかいおもてなしに感謝感謝の気持ちでいっぱいになります。

私達は決して1人では走りきることは出来ないと思います。

たくさんの方々の助けを頂き、励ましや応援を頂き走らせてもらっています。

そんな素敵なさくら道です。

さくら道に向けてロングランを何度も行いました。

リュックをしょって、道志温泉まで65km。三浦海岸まで70km等等…

一人ではなかなか出来ないこれらのロングランを一緒に走ってくれた走友に…感謝!

いよいよさくら道まで2週間をきりました。

後は疲れをしっかり取って、無事スタートラインに立てる事を祈るだけです。

4月28日午前7:00名古屋スタート。

今年も、荘川では満開の桜が私達を迎えてくれるでしょうか?

金沢の1500本めの桜の木にタッチする事は出来るのでしょうか?

どんな出会いと感動が今年は待っているのでしょう?

こんな素敵な大会に参加できる事を幸せに思います。

最後まで諦めない!とにかく前進あるのみ!

金沢ルネスを目指して…・GO!!!!


2002年さくら道270kmウルトラマラソン
2002年 4/28(日) 4/29(月)  4/30(火)開催


2002年さくら道270km 
たくさんの感動に感謝!

横浜中央走友会 / 橋本玲子
 


ルネスかなざわのゲートを入り、ゴールに向かってのウィニングロードをゆっくりゆっくりと走る。 遠くに仲間の姿とゴールテープを確認。 雨でぬれているのか、涙でぬれているのか顔がぐしゃぐしゃになっているようで、時折前が見えなくなる。
さあ、涙をふいて、最高の笑顔を作らなくては…・ そして、最後の階段を一歩一歩かみしめながら登っていく。
4月30日午後2時55分。
主役、橋本玲子の2002年さくら道の長い長いドラマが幕を閉じました。
スタート後55時間55分を経過。
長い長い時間お付き合い頂き本当にありがとうございました。

たくさんの応援、励ましを頂いたおかげで無事、夢のゴールテープを切る事が出来ました。 心から感謝申し上げます。


 2001年9月末、さくら道の練習もかねてはじめての100km越えのレースに参加。 結果は惨敗。100km越えの厳しさを初めて知る事になりました。
胃腸をやられる事のつらさ、睡魔との戦いetc
 2001年12月より目標月間走行距離を300kmから400kmとする。
2002年3月さくら道最終調整のロングランと称して韓国済州島200kmへの挑戦。 40時間かけて時間外ゴール。精魂尽き果ててのゴールに、さくら道への不安は増すばかり。


 2002年4月28日 AM7:00 天候 曇り 

待ちに待ったさくら道のスタート。
無事スタート地点に立てた事、そして、今まさに自分がこの晴れ舞台に参加している事を幸せに思う。時間がたつにつれて気温は上昇。今日1日は、暑さとの戦いになる事を覚悟。途中コンビニにて、オヤツタイム、そして、12時には昼食タイムと、今のところ胃の調子は良好。でも、この先の事を考え今のうちから胃薬を飲んでおく。

16時、66.4km地点、美濃市役所着。暑い、とにかく暑い。暑さで頭がガンガンと痛い。辛抱、辛抱、陽が沈めば涼しくなる。それまでの辛抱。途中カイロプラクティックの先生にマッサージをして頂く。おかげで、しばし足は快調。その勢いで一気に95.5km地点郡上八幡駅へ到着。21時。私設エイドで暖かいおもてなしを受ける。美味しい牛乳に暖かいお汁粉。美味。

117km地点にて30分の仮眠。幸せ…・・あっという間の幸せタイムも過ぎ、さあ、出発。ウィンドブレーカーを着込み、闇夜の中へ出発。がしかし…胃が痛い。どうした事か?今まであんなに調子良かったのに、ものすごい胃の痛みが襲ってくる。胃薬を飲んで、しばし胃の痛みと戦い。辛抱、辛抱。

 気がつくと周りは明るくなり始め、さあ、2日目の朝。胃の痛みはなくなり、今度は睡魔。ふらふらになりながら、850m近くあるでしょうか?139.6km地点ひるがの分水嶺へ。AM6:40着。頂上では私設エイドの方のおもてなしで、うどんを2杯も頂く。胃のほうは完全復帰。

さあ、いよいよ154.7km地点荘川桜へ。足の指に出来た豆の痛みがどんどんひどくなってきました。辛い。それにしても、辛い。
AM9:50荘川桜着。満開の桜が疲れきった体と心を癒してくれました。ここのエイドではカレーをまたまた2杯も食べてしまいました。胃袋絶好調。このころから、足の豆の痛みで思うように走れなくなってきました。足を引きずりながら、御母衣ダム、白川郷合掌集落へ。

白川郷合掌集落。写真では見た事ありましたが、実際見るのは初めて。先を急がない旅ならばゆっくり見学したいところ…・そんな時美味しそうな香りが…・さそわれて、五平餅¥350を購入。美味しい!

あたりは少しずつ暗くなり始め、さあ、いよいよ2日目の夜に突入。 外灯もなく、真っ暗な山道。懐中電灯の明かりのみをたよりに、一人旅。怖い。恐ろしい。わ…・・
2晩目となり体もかなり疲労しているせいでしょう。うわさに聞いていた幻覚、幻聴が現れだしました。 耳元で人の話し声が…少し先に何人かの人が…・消えた! 前方にランナー発見…消えた!  うそー…・ギャー…・・。

1度目のリタイアを決心したのはこの時でした。もう限界です。こんな恐ろしい思い、気が狂いそう。 体中鳥肌。もう限界。
197km次の道の駅ささら館で、もうリタイアしよう。もう限界。そして、197kmささら館着。終わった。私のさくら道が終わった。 がしかし、神様はそうは簡単に私を楽にはしてくれませんでした。ここで待機していてくれた私設エイドでは豚汁などなどを頂き、手厚いおもてなし。口が裂けてもここでリタイア。なんて言えませんでした。

覚悟を決め靴下をとりかえ、出発するランナーの方に夜道の供走をお願いして、いざ出発。五箇山の峠越え。登れども登れども頂上にはたどり着かず。
眠い、とにかく眠い。やっとの思いで頂上に到着。そして3kmにも及ぶトンネル越え。眠い、ひたすら眠い。足取りはふらふら。 時折居眠り走行で、倒れそうになる。そして、下りでとうとうダウン。道の隅で横になり熟睡。その横ではトラックがビュンビュン走っていました。 20分ほど眠ったでしょうか、寒さで目が覚め、ああ、もう出発しなくては。しかし、睡魔は相変わらず体にしがみつき、一向に出ていこうとはしない様子。 ふらふら、AM3:40。粂さんより携帯にTEL.  何を話したかはっきりとは覚えていないのですが、多分もうここらへんで、リタイアになるかも?というニュアンスの事を話したと思います。そうです。220km、2度目に私がリタイアを決心した時でした。精も根も尽き果てて、もう1歩も先へは進めない。もう、限界です。もうやるだけの事はやりました。はやく暖かいお風呂に入って、眠りたい。福光の駅で電車に乗ろう。そう決心しました。そんな時です。道に迷ってしまったのは。あきらかにコースから外れた模様。地元の方に道を聞いたところ、一生懸命説明してくれるのですが、ちっとも理解できず。頭まで疲れきっていたのですね。やっとの事で理解したのですが、どうもかなり遠回りさせられたようで、でも、後で考えると、もしかして、この地元の方は神様だったのかもしれません。その遠回りの道の途中に公園がありました。その公園のトイレに入り、持っていた歯ブラシで歯を磨きました。そして、顔を洗って、リタイアの準備のつもりだったんです。
が、しかし…・歯を磨き、顔を洗ったとたん、あんなにもしぶとく私の体に住み着いていた睡魔が姿を消したんです。そお、その瞬間私の中に気力というエネルギーが涌きあがってきたんです。あれほどまで、リタイアを考えていたマイナス思考の頭が一気にプラス思考に変わりました。
行ける。行こう。ゴールする。何が何でもゴールする。この時から頭の中はもうゴールの事しかありませんでした。

 残り35kmAM7:00。制限時間の48時間が経過しました。時間外、何時間かかろうが、私は必ずゴールする。そう心の中で誓いました。最後の峠越え石川県境越え。長い長い登り。そして、長い長い下り。膝が砕けそう。でも、行かなくては。
いよいよ、金沢市内へ。兼六園の文字を確認。行けども行けども、兼六園にたどり着かない。道はこれでいいのだろうか?不安になる。
PM1:46兼六園着。1500本目の桜の木にタッチ。さあ、ゴールまで、6.7km
雨はだんだんひどくなる。でも、もうそんな事はちっとも気にならない。膝が痛い。気持ちは走っているのに、まるで亀になったみたいに、ちっとも前へ進まない。
あと、2kmの表示を確認。頭の中ではそう、まさに走馬灯のようにスタートしてからの事が次々と浮かんできました。 長かった、本当に長かった。でも、後2km。後2kmで終わる。
雨のせい?それとも…涙?前がほとんど見えなくなっていました。あと、1kmの表示。さあ。涙をふいて。笑顔を作らなくては。
  最高の笑顔を。
最後の階段を一歩一歩と登っていく。

   やったー。

涙。涙。涙。今日は思いっきり泣いて、いいですよね?

                          by Reiko Hasimoto 2002/5/19


 
                            
                 

『 あと5回寝ると“さくら道”』
      いよいよ カウントダウンです。
     もう、ここまで来たら じたばたしても 仕方 ありません。
     あとは、心静かに スタートの時を 待つばかりです。
 
さくら道・最終調整
4/21 かすみがうらマラソン 42.195km
かすみがうらマラソンは今回で連続6回目のエントリーとなります。 毎年記録更新を狙って走るのですが、今年はさくら道最終調整と考え、4時間40分前後ゴールタイムと決め、ゆっくり楽しみながら走る事となりました。  フルマラソンを楽しみながら走れるなんて、こんな幸せな事はありませんね。
 
AM10:00 スタートの合図と共にいつもならダッシュで突っ走るところ、今回はのんびりのんびり、後ろから来る知り合いランナーと声を掛け合いながらのニコニコペース。
10kmあたりから雨が降り出してきましたが、これくらいの雨はたいして気にならず、暑さよけには良いかも、なんてあくまでも気楽に。
20kmの私設エイドではミカンをいただきエイドの方々と記念写真。パチッ!
中間の21.0975km地点では、お城と中間地点の表示をバックに、はいポーズ!
まるでウルトラマラソンのような感じでした。
後半は、たくさんの私設エイドがあり、ミカン.グレープフルーツ.地元特産れんこんのつけもの.うめぼし.ビスケットetc.....    
心あたたまるおもてなしに感謝しながら、楽しく走る事が出来ました。

今回は巨人軍団の斉藤親分がペースメーカーについてくれたおかげで、最初から最後までほぼ狂うことなく、5kmを32分〜35分のペースで走る事が出来ました。  時おりペースがあがってしまう私は、後ろからその度に「速いよ!!」と、声をかけられながらでしたが......

4時間36分 ほぼ予定通りのゴールでした。
最初から最後までずっと笑顔で走る事が出来たフルマラソンは、今回が初めてでした。
たまにはこんなレースもいいかな?なんて、思ったりして.....
さて、さて、さくら道最終調整も無事終わり、あとはスタートの朝を待つばかり.....

さくら道を走ってみたいと思いはじめて1年半。
いよいよ夢の実現です。
私のようなまだまだ新米ウルトラランナーが、ベテランのウルトラランナーの方々にまじってさくら道を走れる。   それだけで幸せだと思います。

ゼッケン『
』これをはげみに体力、気力の限界までがんばってみるつもりでいます。
やるだけのことはやってきました。
後は、無事スタートラインに立てることを祈るのみです。
スタート後は、もう前へ進むだけです。
 GO!!                               2002/4/23 記

玲子さん!! さくら道への扉がいま開こうとしております。 心静かに、その時を待ちましょう。もう何も言うことはありません。 GO!!



さくら道チャレンジ 練習レポート −第5段−

初めての海外旅行
済州島 ぐるっと1周200km
カムサハムニダ! 

余裕?のスタート前。200kmへgo!! 感動のゴール!!お疲れさまでした。 

・タイム:40時間(スタート3月16日AM5:00 ゴール3月17日PM9:00)
・楽しく走った所:初日夜が明けてから日が暮れるまでの90km
           この間は仲間とワイワイやりながら写真を撮ったり、
           景色を楽しんだりで、本当に楽しい、まさに遠足でした。
・思い出に残る景色:海の青さ
             :一面の菜の花畑
・怖かった事:Part1 
         スタートしてまもなくあたりはまだ真っ暗の中、トイレと
         間違って軍用地に侵入してしまい、銃を持った人が中から
         出てきて、おもむろに銃を向けられ・・・・
         もう、心臓が口から飛び出そうになりました。怖かった!
         Part2
         翌日朝方AM4:00頃これまたあたりは真っ暗の中、突然
         工場地から大きな犬が2匹出てきて、追いかけられてし
         まいました。
         噛み付かれるかと思った。思わず泣きそうになってしまい
         ました。
・一番辛かった事:睡魔
・道中エイド以外で食べたもの:初日の昼食・・ラーメン・ビール
                  (2500ウォン 日本円で¥250)
                 :60km付近市場にていちごを購入
                  (一山2000ウォン 日本円で¥200)
                 :初日の夕飯・・あわび入りおかゆ
                  (13000ウォン 日本円にて¥1300)
                 ごま油の風味が効いていてスタミナバッチリ
                 :翌日朝食・・再びあわび入りおかゆ
                  (10000ウォン 日本円にて¥1000)
                 :160km付近にて沿道より地元の方から
                 韓国風海苔巻を頂きました。
                 ごま油の風味が効いていて最高に美味
                 :170km付近にてタクシーにて逆走して応援
                 してくれていた日本人ランナーからカロリー
                 メイトとゼリーの差し入れ。
                 ガス欠気味だったので本当に感謝!
                 :180km付近スタッフ車よりコンビニおにぎりの
                  差し入れ。韓国海苔を使ったおにぎり
                  は塩味がきいていて美味。
・途中の睡眠:100km過ぎケンタッキー店内にて15分
         :120km付近ビルの階段にて(寒さよけの為)10分
         :140km付近歩道に座って5分(寒かった!)
         :170km付近バス停ベンチにて15分
         :180km付近歩道に横になり3分
・走りながら考えた事:前半・・景色最高
               :後半・・もう2度と済州島なんか来るもんか!
                   眠りたい!
・感想:海外での200kmは考えていた以上に過酷なサバイバルレース
     でした。言葉が通じないのはこんなにも不便なのかと思い知らされ
     ました。前半100kmは本当に楽しく、後半100kmは睡魔と足の
     痛みとで本当に辛い遠足でした。
     怖い思いもたくさんして、走っている時はもう2度と来るもんか! 
     とも思ったりしましたが、帰国して落ち着いた今、来年も又行きた
     い、なんて思っています。
      今思い返せば、苦しかったけれど楽しかった40時間だったような
    気がしています。
      来年は韓国語をきちんと勉強して行こうと思います。
    カムサハムニダ!

玲子さん、本当にお疲れさまでした。 レポートの中の怖い話し2題は、メチャ怖かったことと思います。銃を向けられるという体験はタブン今後無いと思いますね。まぁ貴重な体験をしたということで・・・・・・。 200kmの距離を走り抜いた玲子さんのど根性に大いに拍手です。これでさくら道をグッと手元に引き寄せた感じですね。 ところでカムサハムニダって何でしたっけ?     −kume− 



さくら道チャレンジ 練習レポート −第4段−

 3/3三浦国際市民マラソンレポート −橋本 玲子−
「三浦のだいこんは美味でした。」
 
今回の三浦は天候にも恵まれ最高のラン日よりでした。
と何日か前まではこのように書けるはずだったのですが・・・
三浦マラソン、そうは甘くありません。
前日の暖かさとはうって変わって冬に逆戻り。
おまけに冷たい風も吹き、まさに三浦はこうでなくてはって感じでした。
それでも、昨年の大雨に比べれば天国、天国です。
週間予報では3月3日は暖かな1日。ということだったので、今回は久々にランパン、半袖でと決めていました。
ところが、朝起きてみると真冬に逆戻りの寒さ。
とはいっても、今更頭の切り替えが出来ない石頭の私は、がんこに、ランパン、半袖で走ることに決定。
スタート前、卓さん曰く「今日はロングタイツの方がいいと思うよ」
優しさの中にも厳しさが含まれているこの一言。
まさに「ロングタイツにしなさい」というお叱りの一言にも思えました。
ああああ・・・卓さんごめんなさい。言うこと聞かない弟子です。
 
スタート後、やっぱり卓さんの言う事は正しかったようです。
寒かったです。本当に寒かったです。
それでも、がんばって走りました。
前半三浦霊園の中はふんばり所です。
ここさえ抜ければあとは城ヶ島へ向けて一気に下りです。
今回で5回目の三浦。
毎回景色が違って見えるのは天気のせいでしょうか。
昨年の海は鉛色で大荒れでしたが、今年は優しい海でした。
城ヶ島にて折り返し。
16km手前より最後の難所上り坂。
18km。さあ、あとはゴールへ向けてダッシュ。
ラスト1km過ぎ。
粂さんはいつも最高のポジションにいてくれますね。
粂さんに声をかけられ思わず、けり足でダッシュ。
今度は前方右側に卓さんの姿が。
全身の力を出し切りゴールへ突入。
1時間49分07秒にてゴール。(ネット1時間47分48秒)
お疲れさまでした。
今回はたくさんの横浜の仲間が参加だったので、心強いレースとなりました。
テントを設営してくださった粂さん、ありがとうございました。
毎度の事ながら、本当にこのテントにはお世話になってます。
 
参加賞のだいこんは美味でした。

 玲子さん、寒い中本当にお疲れさまでした。5回目の三浦マラソンとか、またまたハーフでの自己ベスト達成おめでとうございます。 ウルトラランナーの玲子さんにとって、ハーフはアップ程度の距離でしょうが、ハーフはハーフの独特な味ときつさがありますよね。 
 3月9・10日は「24時間チャリティラン・ウオーク」の12時間走、睡魔との闘いに勝利して下さい。 そして、さくら道270kmウルトラマラソンの最終調整である韓国済州島200kmが3月17日に控えております。 
 怪我と故障を封印して、前へ!!前へ!!前へ!!  -kume-



さくら道チャレンジ 練習レポート −第3段−

2月23日(土) 晴
AM 8:30 自宅スタート→ PM 2:45 鎌倉材木座1−11 銭湯 着
走行距離 44km  走行時間 6時間15分

  何時もの様に、背中のリュックには着替え等を入れ、AM 8:30 自宅を出発。
目指せ、鎌倉!
最近はリュックをしょって走る事が多かったせいか、背中の重さにも大分慣れてきたような気がします。  天候 晴  気分 最高!
道路沿いでは一週事に花の数が増えていっているような、そんな気がします。 確実に春に近づいているんですね。道のあちこちで、沈丁花の香りも感じることができました。
まさに、走っていて幸せを感じる一瞬です。

15km地点、中原街道沿いスーパーいなげやにてトイレ休憩。
 大粒いちご5個入り(¥200)を購入。 ウーン。ジューシー。ビタミンCの補給OK。

17km地点より境川サイクリングロードへ。
 ここで15分の休憩。(後半に備えてストレッチ、ふくらはぎマッサージ)  巨人軍団浜野師匠と合流。  さあ、ここからは楽しい境川ラン。
先日走った時はなかったのですが、新しく国道1号を起点に距離表示のプレートが設置されました。 これは有難いことです。 そのせいでしょうか?  それとも師匠の気合が入っていたせいでしょうか?  6分/kmをきるハイペースにて力走。

22km地点コンビニサークルKにて昼食(コーヒー牛乳、肉まん)

PM 1:45 江ノ島着
ここで、お風呂に入って、しらす丼にしましょうか? なんて誘惑をふりきり、いざ鎌倉。の前にお日様も傾いたことだしビールでガソリン補給。

そおいえば、昨年サロマ100kmの2週間前に同じコースを走ったのですが、暑くて暑くて江ノ島に着く頃にはバテバテで、鎌倉まではもう意識もうろうで走っていたっけ。
おやおや? 今日はまだまだ元気じゃないですか?  潮の香りを体中で感じて、海岸線を走っている橋本玲子、ちょっと絵になるかも?なんてね。

稲村ガ崎が見えてくる頃には頭の中にはサザンの音楽が流れ、(結構自分の世界にはいっているかも?)こののりで、一気に鎌倉へ。

PM 2:45 本日のゴール地点材木座銭湯着。
 開店(開湯)までビールを飲みながら待つこと15分。  PM 3:00 ワーイ。お風呂だ。お疲れさまでした。 入湯料 ¥400 シャンプー、リンス 各¥30 
(PS) 
しらす丼の誘惑に1度は打ち勝ったものの、やはりあの味が忘れられず、江ノ電にて再び江ノ島入りして、憧れのしらす丼を食べて帰りました。(ご飯の上にあつさ1cmほどしらすが敷き詰められています。美味)

 (参考)
@ 本日の道中エネルギー補給食品
   10km  ジャンボどら焼き1/4
   17km  小麦胚芽入りビスコ(新発売)1包(五枚入)
          大粒いちご 2ケ
   22km  コーヒー牛乳 肉まん ジャンボどら焼き1/4
   37km  ビール3口
         チーズ入り海苔巻おかき 少量
   その他  ドリンク
    * ちょっと食べ過ぎでしょうか?
A  娘へのお土産
    5枚入り鳩サブレ 4枚(1枚帰りの電車で食べちゃいました。) 
(総評)
本日は3kg以上の荷物をしょっていたにもかかわらず、後半はかなりいいペースで走れたので ・・・・ 

チョット食べ過ぎですねぇ。娘さんのお土産にまで手を付けるなんて・・・・・・・。 でも、心肺機能の強化と共に、ウルトラランナーの必須条件である胃腸の鍛錬を視野に入れた今回のロングラン、きっとズシンと身に付いた(体脂肪で?)と思います。これで目標の400km/月が達成出来そうですね。 お疲れさまでした。 −kume− 



青梅完走レポート
 
「元気に走ってます。」 記録:2時間35分58秒 180位/940名
 
 早いもので青梅を走るのも今年で5回目となりました。
天候曇り、風なし、寒くもなく暑くもなく絶好のラン日より。
実は走り始めて5年半になりますが、今回初めて両親が応援に来てくれることになりました。そうとなっては、日頃心配ばかりかけている両親に、健康にだけは気をつけろよと口癖のように言っている両親に、元気に走っているところを見せなくてはと、気合を入れて臨むこととなりました。記録の事はあまり考えず、とにかく今もっている力を全部出し切り、全力で30kmを走りきる。これが、今回の目標となりました。
 12:00長嶋元巨人軍監督の合図にてスタート。
スタート地点にて応援してくれている両親に笑顔で「いってきま〜す。」と手を振りいざ出発。混雑する中を前へ前へと人をぬって進んでいく。本当は前半は押さえ気味にして余力を残し後半スパートというほうがいいのでしょうが、今回はそんな作戦はたてず、とにかく今持てる力を出し切り前半からダッシュ。14.5kmにて折り返し。
 20km手前、沢井駅付近にて電車で移動して応援をしてくれるという両親。とりあえず、そこまでは元気に行かなくてはと必死の走り。父と母を発見。笑顔で手を振る。
無事通過。ちょっと安心したのと、前半のとばし過ぎで、少しずつ足が重くなってくる。お願い!あと10km。 そんな時沿道から「横浜がんばれ」の声援。
がんばりましょう!がんばってみようじゃないの!あと10km。
再び電車にて移動してラスト1km地点で応援してくれるという両親に最高の姿を見せてあげなくてはと思い、前だけをみて必死の走り。
 25km地点通過。時計に目をやる。夢にまで見た30分代でゴールできるかも?と思った瞬間全身に鳥肌がたちました。こんな経験は初めて。
そしてラスト1km。 父と母の「がんばれ!」の声に最高の笑顔でガッツポーズ。
そして心の中で叫びました。(私元気でがんばってます。)2時間35分58秒ゴール。
昨年より10分早いゴールとなりました。
沿道からのたくさんの応援と両親のおかげだと感謝しています。
そんなこんなで、5回目の青梅マラソン、無事走りきることが出来ました。

玲子さん、5回目の青梅マラソン完走おめでとう御座います。それも、自己ベスト10分短縮の大おまけ付き完走は凄い、持久力と共にスピードも確実にアップしています。 沿道からの大声援とご両親の前での初めての快走ラン、本当に良かったですね。 親にとって幾つになっても?子供は子供なのです。その子供の元気な(元気過ぎる)姿を見せてあげたのは、もう最高の親孝行でした。
 2/21現在での2月の走行距離310km、目標の月間400kmまであと90kmこの週末にもロングランを計画中とか、4/28さくら道への道を突っ走りましょう。                          −kume−


いよいよ橋本玲子さん始動!!/ロングラン練習
2002/2/9 都筑区すみれが丘   箱根湯本-71km-
まだまだ先と思っていたさくら道まで、とうとう3ヶ月をきってしまいました。
目標月間走行距離400kmと決めたものの2月は28日しかなく、さてさてどうするかと頭を悩ましている今日この頃。2月9日極秘練習を実行しました。
というより、以前より密かに考えていた事があり、そう、一人で自宅から箱根湯本まで走ることは不可能か。
71km。無謀かな?とかやはり一人はきついかな?とかいろいろ考えるとなかなか実行にうつすことが出来なかったのですが、とうとう昨日GOサインがでました。
 
 
走行距離:71km
 (都筑区すみれが丘自宅→箱根湯元)
通算時間:10時間
   (AM5:50出発→PM3:50着)
リュックの中身:
  帰りの着替え
  タオル2枚
  化粧品(一応女性ですので)
  ティッシュ
  ドリンク
  バームクーヘン 3コ
  おばあちゃんのぽたぽた焼き
ウィンドブレーカーポケットの中:
  アメ 7コ
  GODIVAクッキー5枚
  中国産乾燥うめぼし 6コ
  一口サイズごま付き大福7コ


AM5:00都筑区すみれが丘の自宅を出発、
地下鉄センター北、センター南を経て中原街道へ。
16号、厚木街道を超え17km地点、下瀬谷過ぎで境川に合流。(AM8:05)
ここから藤沢まで堺川沿いのサイクリングロードを走ります。ここのロードは江ノ島ランの時に使うコースでお気に入りのひとつです。たくさんのランナーとすれ違いました。

AM10:00藤沢本町着
コンビニで肉まん、ジュースを購入、エネルギー補給。
ここから1号線へ出て、第一目標地点平塚(45km)へ向かうのですが、平塚までの13kmは初めて走るコースで、ものすごく長く感じました。ここらへんで、右足首と左足すねに痛みが出て、そんな時に平塚まで8kmの表示をを見てしまい、たった8kmの数字にかなりめげてしまいました。
 
その時です、横を平塚行きのバスが走っていて、バスにのっちゃおうかなあ・・・なんて弱気な考えが頭をよぎりました。が幸か不幸か道は大渋滞。
ここで気分を入れ替え、こうなったらバスより先に平塚に着いてやるぞ、と再びランナーに戻り、PM12:00無事45km地点平塚八幡宮に到着。
ここで、さくら道完走祈願。
一休みして出発。
ここからはお正月に走ったコースなので、記憶は距離を短縮するという言葉どおり、楽に走ることが出来ました。



AM12:45大磯着。コンビニにておむすび1ケ、ジュースを購入。持参したバームクーヘンとで、昼食。
元気回復して次なる目標、小田原へ向けて出発。
二ノ宮を過ぎ、さすがにここらへんからは、ふくらはぎがパンパンになり、ストレッチをしながらのラン。



PM3:00小田原着(67km)
さあ、ここで、本日のランは終了するか?ラスト4kmがんばって、最終目的地箱根湯元までいくか?の2者選択。
GO!ここまできたらラスト4kmがんばってみるか。
がしかし、走り始めてすぐに後悔。
ここからは、ひたすら登りなんです。
きつかった・・・
そして、遠くに湯元の駅発見。


PM3:50箱根湯元着。ヤッタ・・・71km完走。
無謀な計画かと思われた今回のランでしたが、無事たどり着くことが出来ました。
途中はなんてバカな事を考えてしまったんだろうと何度も後悔しました。そして、あまりにも果てしなく遠い道のりに気力がなえてしまいそうにもなりましたが、湯元に到着した時は満足感でいっぱいでした。
自分の足でここまでこれるんだと思ったらうれしくてうれしくて仕方ありませんでした。
温泉に入り疲れを癒し帰路に着きました。
さて、次なる極秘ランは何処へ行こうかなと地図を見ながら計画中です。


ウルトラランナー橋本玲子さん、いよいよさくら道への1歩を走りだしました。もう前へ進むだけです。長丁場のこの新シリーズ、宜しくお願いします。
              −kume−




2002年さくら道270kmウルトラマラソンの招請
太平洋と日本海を結ぶ名古屋〜金沢の道を桜街道にしようと決意し、桜の苗木を2000本余植えたところで病に倒れ、47才の生涯を終えた佐藤良二さん(名金線のバスの車掌をしていました)。
その想いに感動し、男のロマンを感じました。是非、その桜街道を走ってみたいという思いで呼びかけをした「さくら道270kmウルトラマラソン」が2002年で第9回目になります。

名古屋から155km地点では樹齢約450年といわれる荘川桜が、私達ランナーを迎えてくれます。 それは、走り続けて来たそれまでの疲れを忘れさせる見事な素晴らしい桜です。
 [2002年さくら道270kmウルトラマラソン]を共に楽しみませんか!
2002年さくら道270kmウルトラマラソンの主旨
参加者は食物着替、懐中電灯、雨具など、名古屋〜金沢までの270kmを走るために必要と思われる物全てをディパック等に入れ背負う等し、コースマップを基に走ります。記録のみにこだわらず、48時間という中で、佐藤良二さんが植えた桜と沿道の方たちとの出会い、ふれあいを楽しみながらゴールを目指すこと、並びに参加するひとりひとりが各々の行動に責任を持ち、安全には十分注意の上、[2002年さくら道270kmウルトラマラソン]を楽しむことが主旨です。
開     催     要     項
開 催 日: 2002年4月28日(日)、4月29日(月)、4月30日(火)
受    付: 4月28日午前5時45分〜6時40分
        名古屋 JR東海バス名古屋営業所/1号桜があります。
ス タ ー ト : 4月28日(日)午前7時 名古屋/JR東海バス名古屋営業所
ゴ ー ル : 4月30日(火)午前7時 金 沢/ルネスかなざわ
制限時間 : 48時間