横浜中央走友会のメンバーであり、クラブ内フラク演劇集団(!?!?)『吉田塾』塾生でもある長浜則夫君は、長期の南洋圏観測航海に行ってしまいました。 
長さ128m幅19m、8672tの海洋地球研究船「みらい」に乗船して南洋圏全体のトータルな分野における高密度な観測業務に携わっています。その「みらい」乗船中の長浜君から航海中や寄港した地点での近況報告などが来ております。 この「長浜君のページ」では、時折来る彼の近況報告をメインに掲載していきます。

北極海、太平洋、インド洋と広大な海域で活動する世界最大級の海洋地球研究船「みらい」は、優れた機能と大型船の利点を生かし、その活動海域を大西洋、南極海にまで広げようとしています。

自然条件の厳しい海域(高緯度海域や北極海域等)での海洋研究を行う「みらい」は旧原子力船「むつ」をディーゼル電気推進方式に改造したものです。

観測報告-4            2005年1月10日 20:04発信

そろそろ普通の生活に戻っているころでしょうか。
今回最後のレポです。

---以下、レポ---
雨の観測を主目的とした今航ですが、
一番興味深かった観測は雨粒・雲粒の観測です。
カメラを風船につけて、雨雲に向けてとばします。
船ではカメラが捉えた雨粒・雲粒の画像を受信します。
取れた映像の例をお送ります(提供:山口大、鈴木様)。
雨粒は小さいと○、大きいと落下中に空気抵抗をうけて写真のように下側がつぶれた形で落ちてきます(皆さん知っていましたか?)。
雲(粒)は空に浮いていますが、熱帯でもどこでも上空は冷たいため高いところにあるもの(6kmくらいから上)は氷の粒となっています。
そのため写真のような氷の結晶が見られます(見難いかもしれませんが)。
自分が見ている雲から、そんな雨や雲の粒の画像が送られてきて、最初に見たときにはえらく感動してしまいました。
堤さ〜ん、この気持ちわかってくれますよね。
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長浜則夫
では、16日、早起きできれば練習会行きます。
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観測報告-3            2005年1月3日 12:50発信

明けましておめでとうございます。

今回は初めて船での年越しでしたので、その様子をごく簡単にご紹介します。

大晦日
22:00、夕食とは別に年越しそばが振舞われました。
僕は4-16時が担当なので、21時頃に寝てしまいましたが、短波放送が入るので紅白も聴く事ができました。
ある乗船者の話では、楽しみにしていた松平健の出番までに受信状態が悪くなり、その後はあまり聞こえなかったとか。
除夜の鐘の代わりに、汽笛1分間が鳴ったそうです。

元旦

          
         
海洋調査船「みらい」お節

5:30頃、初日の出を見ようと大勢の人が甲板に出ていました。
天気は良かったのですが、残念ながら水平線には雲がかかっており、水平線から上る初日の出は見ることができませんでした。
8:00、ブリッジには神棚がありますので、ここで皆で初詣(?)。
8:30、食事は写真のようなおせちとお雑煮が出ました。
仕事は通常通りありましたが、船内にのんびりした雰囲気がありました。
一番物足りなさを感じさせたのは、なんと言っても暑い熱帯ということです。

次回は、今航撮影された雨の粒のお話をと思っています。
皆様、どうぞ本年もよろしくお願い致します。
今年も怪我の無いようにランをお楽しみ下さい。

長浜則夫
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観測報告-2            2004年12月14日 20:11発信
レポAです。

Chuuk(ミクロネシア)への2日間の寄港を経て、2つ目のクルーズに突入。
現在、パラオの西60kmの観測点に向け移動中(明日12/15 9時頃着予定)。


今回は私の船内秘密特訓施設(運動室)をご紹介。
写真のように、エアロバイク、腹筋台、手漕ぎボートがあります。
他に小道具として、縄跳び、鉄アレイ等があります。
さらにサウナもついています。暇な時は通うようにしていますが、30日の航海でしたら、多くても10回も行かないです(寝るを優先するため)。
大抵、エアロバイク20分と筋トレ+たまに縄跳びで、サウナに入ればストレッチもやります。
ここでの特訓よりも、船内のあちこちにある担当機器の巡回の方が、高い階段を上り下りするので良い運動になるとか。。。

今航は雨粒や雲粒の写真を撮る観測もあるそうです。
次回はその辺か正月ネタでしょうか。
Chuuk入港中にクリスマスイルミネーションを見ました。
が、南国だと雰囲気が出ません。では。


PS、鶴見駅伝、2月最終土日ならでられません。

長浜

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観測報告-1            2004年11月29日 8:52発信
横浜中央走友会の皆様、お久し振りです。メインレースの多いこの時期、皆さんご活躍のことと思います。
つくばの結果、気になります。それはともかく乗船レポ送ります。

日本を出て東経155度、北緯35度に向かい、そこから観測しながら南下。
現在北緯16度、気温は28℃。赤道まで南下予定です。
衛星画像では南西に渦巻く雲の塊りがあり(熱低?台風?)うねりが大きいです。
今回の一枚は気球を使用した観測風景です。赤いお魚型をした気球に
気象センサと空気中の粒子数を計る機械などをつけ、800mまで上げました。
強風では上げられないので、相対風を小さくするブリッジの操船には感服です。
空気中の粒子は日射量、雲のできやすや、海の生物の栄養源など、いろんなことに関係しているそうです。大洋上の空気はきれいで、海を起源とする海塩粒子(波が砕けできる塩?)が多いようです。
他に光(レーザー)を出して、粒子による散乱・反射を計る機械も船に積んでいて、いろんな方面から観測を行っています。

ではまた、そのうち。

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8/22ランニングクラブ練習参加レポート
横浜中央走友会/長浜則夫
鎌倉FRC(Fukasawa Running Club)
ご近所のランニングクラブ練習参加企画第一弾の報告です。
第3弾くらいで終わりそうですが。。。

今回お邪魔したのは鎌倉FRC(Fukasawa Running Club)です。
湘南モノレール、深沢駅より徒歩約15分にある、眺めの大変良い笛田公園を集合場所にして練習を行っています。
練習は毎週日曜8時集合で、今回は挨拶と体操をしてから開始でした。
20名ほどの方が集まっていました。

ホームコースとして10kmコースがあります(詳細はFRCのHP参照)。
 笛田公園−鎌倉山下り−湘南モノレール沿い−終点まで−
 平坦県道2km−モノレール沿いの道路−鎌倉山上り−笛田公園

最初の下りながらの鎌倉山からの眺めはうきうきしました。
前半5kmは起伏が多く、5kmくらいから平坦になります。
そして最後は最初に降りた鎌倉山を2.5kmくらい上る一方です。
全体的に良い(キツイ?トレーニングに適した?)コースでした。

他に受けた印象は、女性の方が強い(最後おいてかれた)クラブ。
また、走る力は皆さんそれぞれでしたが、皆さんの帰りを待っての体操など、なんかほのぼのした雰囲気でした。
公園内には練習後シャワーを浴びる施設もありますよ。
FRCは中央走友会のHPにもリンクがあります。

練習に混ぜていただき、FRCの皆さんに、この場をお借りしてお礼を述べさせていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。

    
鎌倉FRCのホームページ



 
2004/1/11
14回沖縄宮古島ワイドーマラソン100km
長浜則夫、年代別優勝!!-タイム:8時間47分09秒-

皆さん!! このとてつもない事を力み無し・普段着・下駄履き姿?でやってのけた長浜則夫君はまたまた船上の人となりました。
 長さ128m幅19m、総排水量8672tの海洋地球研究船「みらい」に乗船して、今回は赤道直下インド洋での高密度な観測業務に携わっています。 その「みらい」乗船中の長浜君から航海中や寄港した地点での近況報告などが来ております。 この「長浜君のページ」では、時折来る彼の近況報告をメインに掲載していきます。

今回の予定は今年度も詳細は不確定となっており、3か4月に入らないと多分わかりません。乗船の予定は上司が組みますので。およそは決まっているとは言っていましたが。
で、わかる範囲では明日移動し出航前の準備をし、1/24 フリーマントル(オーストラリア西部)出航
2/19 フリーマントル(オーストラリア西部)入港
2/22 フリーマントル(オーストラリア西部)出航
3/22 横浜入港(予定では大桟橋だそうです)
3/27 横浜出航
4/18 造船所(恐らく下関)にて下船
    下船後は造船所での整備の監督です。
    週末くらいは横浜に戻れるはずなので、このころ練習行きます。
    連休は造船所が作業をすると立ち会うと思いますが未定です。
5/18 約一週間、整備後の作動確認の乗船くらいしかわかりません。

横浜入港中はまた継続して乗船するので休んで良いと言われました。
せっかくなので興味のある方に船内を案内しようと思います。
近くなりましたら詳しくお知らせしますので、適当に宣伝していただけると助かります。

では、みなさんが元気に走りを満喫し、春の記録ラッシュを出すのを
ぐっと我慢し仕事に励みます。ご飯食べるためにも。。。
 
長期の北極圏観測航海に行ってしまいました。 長さ128m幅19m、8672tの海洋地球研究船「みらい」に乗船して北極圏全体のトータルな分野における高密度な観測業務に携わっています。 その「みらい」乗船中の長浜君から航海中や寄港した地点での近況報告などが来ております。 この「長浜君のページ」では、時折来る彼の近況報告をメインに掲載していきます。
北極海、太平洋、インド洋と広大な海域で活動する世界最大級の海洋地球研究船「みらい」は、優れた機能と大型船の利点を生かし、その活動海域を大西洋、南極海にまで広げようとしています。自然条件の厳しい海域(高緯度海域や北極海域等)での海洋研究を行う「みらい」は旧原子力船「むつ」をディーゼル電気推進方式に改造したものです。

観測報告-5    2004年4月4日 17:25発信
春、お花見の季節ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
花粉症の私は逃げるように日本の東、で観測中です。
それと先日見学会に参加していただいた皆様、どうもありがとうございました。
船長にも見て理解していただくのは良いことだとお言葉をいただきました。


さて、今航は北太平洋での海洋生物(プランクトン)活動がポイントの航海です。
ここは大気と海との間で二酸化炭素やりとりする量が季節で大きく変化します。
理由は海洋生物活動の影響(呼吸、光合成)を受けるためです。
中国、日本から季節風で運ばれる塵や黄砂などはプランクトンの必要な栄養源ともなり、一時的な生物活動の活発化とも関係してきます。

なので、今航は大気の塵の採取・分析、海水の化学分析がメインです。
他に、これまた生物活動と関係する海中の光の量を測る観測も行われます。
写真は採取した微生物を船上で培養するために研究者が持ち込んだ機械です。
黒いのが太陽光を測定し、水槽には水を張ってそこで培養しています。
が、、、後述の理由のため出番待ち状態です。残念なことに、この時期この場所は、日本を通過した低気圧が
発達しつつ、次々と、嫌になるくらいやって来て、揺れる揺れる揺れる。
夕食時、お皿運んでると揺れ、壁のボタンに頭ぶつけ、ブザー音ならしちゃいまし
た。

船で受信している衛星画像の一例をつけます。渦巻く低気圧わかりますか?
天気予報で東に抜けた低気圧を見たら、私の無事を祈って下さい。

ランナー復帰できるのか? 長浜                     

3/23海洋調査船「みらい」見学会

山下公園「氷川丸」の前で記念写真
3/23に長浜君が乗船している海洋地球調査船「みらい」の見学会がありました。
参加者は、小泉ご夫妻・佐藤勝一・高嶋親子・山根・佐藤亘・高橋祐子・吉田・星崎・末安・小椋千賀子・興津・粂・長浜さん達16名です。
船長さんの説明もあり、長浜君の仕事ぶりも分かり、みらいの中の器材や調査機器、構造・機能などヨーク分かりました。
見学会終了後、星崎さんがセッティングしてくれた中華街・台湾屋台料理「秀味園」のお店に行きたらふく食べて皆さん大満足で帰っていきました。
長浜君・星崎さん有り難う御座いました。

※下記のURLは、見学会の写真集です。 
http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumPage.asp?un=56359&key=305218&m=0

観測報告-4    2004年3月19日 20:15発信
今航も観測は終了し、現在日本に向けて北上中(北緯23度、東経139度)。
”みらい”は去年の6月30日(沖縄中城)以来の日本帰国となります。

観測の後半は、雨、雨、雨で雨派の方にはとてもよい観測となりました。
ドップラーレーダの画像の一例です(日本時間13日9時)。
半径は300kmですが緑、黄、赤(順に雨が強くなる)が雨が降っているところです。
レーダの検知範囲にこれくらいの雨雲が映る日が続きました。


今回は船上イベントについてのお話。
外航(外国から出港、又は外国へ入港)では観測終了後、甲板で炭火BBQが行われます。
この日が来ると下船は間近となります(今航は本日でした)。
空の下で食べる食事はきもちがいいし、下は木なので座り込んで話しながら、飲みながら楽しい一時です。


また、今航限定イベントとして紙相撲大
会が乗船者の親睦目的(余興)で行われ、観測時よりも真剣な表情を見ることができるのはなぜでしょう。私の力士は負け越し、団体戦も最下位で罰ゲームの肉体労働が明日に。。。
過去にはカルタ大会、運動会等もあったこともあったとの話です。
船上生活であhこんなたわいもないことが妙に楽しくなってしまうのでした。

横浜大桟橋入港は22日9時、出港は27日9時です(また乗船です…)。
停泊中、船内見学希望を強く望む方いらしたらご連絡下さい。
作業等を考えると23日夜(19時過ぎ)とかしかないのですが。。。

おまけとして、お仕事の一場面の写真も(モデルは私、後姿)。
でっかい風船配りではなく、以前紹介したラジオゾンデ準備中です。
                     

観測報告-3    2004年2月22日 10:19発信
本日、オーストラリア西岸、パースに近い港町フリーマントルを出航。
添付の図は南極上空から見た南半球の図です。
前航の航跡は図の赤枠の部分です。ちなみに10月下旬の乗船は緑枠でした。
では内容へ。今回は前航の記録と寄港中の楽しみについて。

今航のメインは高緯度、南緯45〜60度で低気圧の墓場に当たる地域だったため、かなり高記録が達成されました。航跡は絵を見て下さい。
 最南端記録:南緯58度14.33分・・・南極はほど遠く 最低気温:-0.28℃   最低水温:1.37℃・・・南半球は夏の終わりなのに  低気圧:958.6hPa  最高波高:10.1m 乗船中運動室勤務回数:2回(過去最低)オーロラも2回出現したそうですが、AM3:00〜の当番に備え寝てた時で見てません。
起こしてくれるよう強く頼んでおけば良かった・・・。

寄港時の楽しみと言えば、観光、食べ物。
(1)観光:観光と言っても、名所を巡るわけではありません。街並みを眺め、買い物をし、時には川沿いや砂浜(海近いし)を走ってみたり。
  各国ランナーも多く、すれ違うこともたびたび。調子にのると挨拶してみたり。
  国、町でぜんぜん建物、公園、歩道等違うので散歩だけでも充分に楽しめます。(2)名物を食べる、メニューを見て想像できないものを頼む、プリンを食べる。
  ちなみに、今回のヒット商品はIced coffee。日本のアイスコーヒーを想像し  注文すると。。。普通に生クリームとアイスクリームが上にのって出てきまし
た。

三航海乗船の第二戦に早くも突入。生活のためにも頑張らねば。。。

熱帯経由で横浜大桟橋(3/22)へ 長浜

観測報告-2    2004年2月11日 21:25発信
現在地:南緯56度36分、東経85度30分
気温1.1℃、水温:2.98℃、
天気:曇り時々雪


ここ数日、海底(約4500m)までに数十層かで採水を行っています。
上述のように気温の方が水温より低く、海水は表面から冷やされます。
冷えた水は重くなる(お風呂と同じ)のに加え、表面が凍ると水だけ凍って塩分は氷の外に出てきます(ジュースの冷凍と同じ)。
出てきた塩分は凍ってない海水に溶け、重い海水(塩が多いため)ができます。
こうして南極、北極では重たい水ができ、ゆっくりと沈んでいきます。
この分が太平洋等で上昇し、世界の海水が回っていると言われています。
今航はこの沈み込んだ水の流れを捉えることが主な目的です。
底まで採水をする時には、”バケツ採水”なるものがセットで行われます。
表層の海水を分析するために、バケツで汲むという古典的なものです。
写真が外国人研究者のバケツ採水の様子です。
一杯約20kgを2〜5,6回汲みます。
僕は担当でないのでこれまでやったことがありませんでしたが、せっかくなので、試しに体験させていただきました。
正直つらいです(重いし、波に引っ張られるし、水冷たいし)。
マラソン好きで体力があるのは多くの方に知られているので、力がなく、ひーひー言いながら汲む姿は大いにネタにされてしまいました。
陸に上がったら走るだけでなく、力もつけないと。。。

おまけ:髪、12mmの坊主へ。三等航海士さんに刈ってもらったので記念写真。

祝日も勤務、勤労小坊主 長浜

観測報告-1    2004年2月1日 16:33発信
今は南緯41度41分、東経90度24分、オーストラリアの南西です。
この近くでは海底の地殻が拡大しており(一応だしゃれです)、そのすぐ北側になります。
ここでは海底に積もったやわらかい泥(堆積物)を採り、その中の微生物の化石、化学成分などから昔の地球環境を知ろうという研究者のために作業が行われています。
泥は
@マルチプルコアー:海底50cmくらいまでの泥と海底のすぐ上の水を採る
Aピストンコアラー:最大20m、原理は注射器のように吸引するらしい
Bグラビティコアラー:重力を利用し勢いでとるという三種類のコアラー(円柱状に泥を採る道具)でとります。
今回のクルーズではあと二箇所でこのような泥採りをします。

写真はマルチプルコアラーで採った泥の様子です。
僕の仕事は泥を採る位置を決めるために事前に行う地形・地質調査時に、
音波で水深と地質を調べる機器を動かし、とったデータを研究者の方に提供すること。
泥採りは昼にやるので前夜、夜通しで調査とういのが多く、よく寝る僕には辛いです。

次回は後半に行われる採水の研究目的と何かを話題にお送りする予定です。

では。
神奈川マラソン、みなさんいかがでしたか?                      長浜