ペース走はその名の通り一定の距離または時間を一定のペースで走るトレーニングで、横浜中央走友会ではトレーニングメニューとして多く取り入れています。

ペースはその時の個人の調子や目的によって、マラソン本番を想定したレースペース、ある程度息が弾むが楽に走れるイージーペース、息が切れる限界のペースである閾値走などを自身で決めて決められた周回数をこなします。

単純なトレーニングでありながらもランニングの基礎能力を上げる練習としては効果的です。

個人のペースはそれぞれですが、団体でトレーニングを行うと自分人身では通常は行わないようなペースで走ることができます。

ペース走の効果としては、ペース感覚を身につけられる

マラソン初心者(ベテランでもあるのですが・・)にありがちなのが、レースにおいて自分の実力以上のペースで突っ込んでしまい、後半で失速するというパターンです。特にレース経験が少ない人は長時間のランニングで自分がこれくらいのペースで走ったらこれくらいの疲労度を感じる、ということがわからないためやってしまいがちです。

正しいペース感覚を掴むということはとても大切で、自分の感覚でこれはだいたいキロ○分だなと刻むことができると余計なスピードのアップダウンに力を使うこともなく、フォームの安定にもつながります。

一定のペースで走り続けるペース走はこのペース感覚を身につけるのに、大変効果的なトレーニングで、保土ヶ谷公園での1周回2㎞を使って、トレーニングを行っています。